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KicadでSpartan3ボードを試作4(Spartan3ボードの設計データを公開)

今まで作ってきたSpartan3ボードの設計データを公開する。Spartan3ボードはもったいないが6層の基板だ。興味のある方は、ここからダウンロードしてください。(注:このSpartan3ボードは、フットプリントなどがいい加減です。検証もしていないので、このまま作っても動きません)
ちなみにKicadは、ここからKiCad-2009-02-16-final-WinXP_full_with_components_doc_autoinstall.zipをダウンロードすると良いと思う。
ただ、ライブラリはライセンスに抵触する可能性があるので配布しない。回路図のシンボルだけなので、下に作成したシンボルを貼っておくので、それを見ながら自分で作ってください。(2009/9/14 追記:今、違うパソコンで確かめたらライブラリがなくても問題なく表示されるみたいです)
なおフットプリント(modules) は作っていないので必要ありません。上のバーにライブラリ名が書いてある。
xilinx.lib
KiCAD_68_090912.png

regul.lib
KiCAD_69_090912.png

KiCAD_70_090912.png

KiCAD_71_090912.png

ライブラリの変更および作成の仕方は、”KiCADでSpartan3ボードを試作1”を参考にしてください。これでライブラリを追加すると、下の図のような回路図が見えると思う。
KiCAD_72_090912.png

ちなみにKicadを起動すると最初に下の図のような画面が起動して、Fileメニュー -> Openでダイアログが開いたら、Spartan3_board.proを選択する。これでSpartan3_boardプロジェクトをロードした。
KiCAD_73_090912.png

ここで右のピンクの四角で囲ったアイコンをクリックすると回路図エディタ(EESchema)が起動し、青い四角のアイコンをクリックするとPCBエディタ(PCBnew) を起動できる。
これで、PCBエディタを起動すると、最初はこんな風に見える。
KiCAD_74_090912.png

全面ピンク色で何のことやらわからない。
ここで全部のベタ(Zone)を透かしてみよう。左のDo not show filled areas in zonesアイコンをクリックすると、ベタが枠だけになって全体の配線を見ることができる。
KiCAD_75_090912.png

さらに、High Contrast Mode Displayアイコンをクリックすると、現在の表示層のCopper層以外の配線はハイドされる。
KiCAD_76_090912.png

これで、Show filled areas in zonesアイコンをクリックして、もう一度ベタを表示してみよう。
KiCAD_77_090912.png

ベタが表示されるが、Copper層はベタがないので表示されない。ベタで隠れて他の層の配線は消える。
上のツールバーで層を変更してもよいのだが、ショートカットキーのF5でもInner L1層に変更することができる。どちらかでInner L1層に表示を変更する。ここはGNDベタ層となっている。
KiCAD_78_090912.png

​ここで、LDOレギュレータのLT​​1585-3.3CMのあたりを拡大してみてみよう。拡大するには、その辺をマウスでポイントしてマウスのホイールを​自分のと反対側に回せば拡大できる。
KiCAD_79_090912.png

ピンクで囲った部分がサーマルクロスで、ベタを作った時にGNDに接続されるリード穴に自動的に入った。これはラジアル部品(片方にリードが出ている部品)をハンダ付けする際にベタに熱が逃げるのを防ぐそうである。
黄色で囲ってある方はLDOレギュレータのComponent層のランドから配線を伸ばしてビアを掘ったところ。全面ベタになっている。これは後でドリルをして、スルーホールメッキをするとビアにこのGND層が接続されるのだろう。隣の+3.3VはGND層に接続するとまずいので抜けている。

後はいろいろな層を見てほしい。
最後に​​3D Displayメニューから3D Displayを選ぶと3D画像が見れる。
KiCAD_80_090912.png

画面をドラックして裏面を見ることもできる。
KiCAD_81_090912.png

裏にパスコンが付いているのがわかる。
いろいろKicadをいじってみると面白いと思う。これでKicadはとりあえずおしまいにする。

(追記)
Kicadで検索していたら、Quick KICAD Library Component Builderを見つけました。ICパッケージのライブラリを作るツールみたいです。作ってみた方がいらしたらレポートお願いします。

MiccellaneousメニューからGlobal Deleteを選択すると、Global Deleteダイアログが出ます。そこで、Items to deleteのDelete ZoneをチェックしてOKボタンをクリックすると、ベタがすべて消えますし、Delete TracksをチェックしてOKボタンをクリックすると、すべての配線が消えます(脇のTrack FilterのInclude AutoRouted Tracksのチェックを入れてください)。お好みの状態で自分で気ままにやってみてください。
  1. 2009年09月13日 05:22 |
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