FC2カウンター FPGAの部屋 SMMのSDKデバックとChipscope Pro Inserter を同時に使用する
FC2ブログ

FPGAやCPLDの話題やFPGA用のツールの話題などです。 マニアックです。 日記も書きます。

FPGAの部屋

FPGAの部屋の有用と思われるコンテンツのまとめサイトを作りました。Xilinx ISEの初心者の方には、FPGAリテラシーおよびチュートリアルのページをお勧めいたします。

SMMのSDKデバックとChipscope Pro Inserter を同時に使用する

SMM(the Simple Microblaze Microcontroller)を使用すると、FPGA内のBSCANユニットが使用されて、Chipscope Proで信号を観測することができなかった。

Virtex-5やSpartan-6では、複数個のBSCANユニットが入っているので、SDKデバックしながら、Chipscope Inserterが使用できるのでは?と考えられるので、試してみることにした。(多分、Virtex-6も同様だろう)
(SMMについては、”The Simple MicroBlaze Microcontroller 2 (概要)”を参照のこと。SMM(The Simple MicroBlaze Microcontroller)も参照ください)

SMMのVirtex-6のリファレンス・デザイン(SMM_Ref\ML605_LCD_Ref)をXUPV5-LX110T用に変更した。具体的には、66MHzクロックを使用するようになっていたので、100MHzのクロックからDCMで66MHzに変換した。後は当然ながら制約ファイルを書き換えた。
サンプルプロジェクトでやることは、”The Simple MicroBlaze Microcontroller 4(リファレンスデザイン2)”と同様に、ボタンを押すとLCDに”Thank You!”と表示することだ。
Chipscope Inserterコアを入れて、インプリメントしたらインプリメントができた。
SMM_SDK_1_110616.png

FPGA Editorで見ると、Chipscope用とSMMのMDM用のBSCANユニットが2つ入っていた。
SMM_SDK_2_110616.png

1.SDKを立ち上げて、SDKのProgram FPGAダイアログから、FPGAボードにビットファイル(download.bit)をダウンロードした。(”The Simple MicroBlaze Microcontroller 4(リファレンスデザイン2)”参照)
2.Chipscope AnalyzerをProject Navigatorから立ち上げて、sdk\SMM_noDBG_noUART_hw_platform\download.bitを指定して、もう一度、FPGAボードにダウンロードした。
3.SDKをデバッグモードにした。スイッチを押したときのタイマーイベントでChipscopeのトリガをかけた。

うまくSDKデバックとChipscopeの波形観測の両方を行うことができた。
SMM_SDK_3_110616.png

SMM_SDK_4_110616.png

これで、Virtex-5以上では心置きなくSMMを使うことができる。(ただし、BSCANが2つ以上あることが前提)
ISEからEDKをIPとして使用して、Chipscope Inserterを使うこともできると思う。
なお、Virtex-4は試していない。
  1. 2011年06月16日 17:21 |
  2. SMM
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://marsee101.blog.fc2.com/tb.php/1830-7a5cc0d9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)