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Ultra96 のPetaLinux2018.2 で無線LANを設定する”の続き。
前回は、無線LANを設定してネットワークを使用できるように設定を行った。今回は、PetaLinux の手順でhelloworld アプリケーションを作成してみよう。
今回、参考にさせていただくのは”
ZYBO (Zynq) 初心者ガイド (11) LinuxユーザアプリケーションでLチカ”だ。だが、この記事はRAMDISK だが私のはRoot File system を使用しているので、結果が多少違うようだ?
まずは、helloworld のユーザーアプリケーションを作成しよう。
petalinux-create -t apps --template c --name helloworld --enableすると、cam_dp_183/project-spec/meta-user/recipes-apps/helloworld ディレクトリが作成されて、その下の files ディレクトリの下に、helloworld.c ができた。
helloworld.c を示す。すでに、printf でHello World を表示するコードが書いてあるので、このまま使用することにする。
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ZYBO (Zynq) 初心者ガイド (11) LinuxユーザアプリケーションでLチカ”によると、
LANG=en_US.UTF-8 petalinux-build -x packageを行うと、image.ubが再生成されるということだが、image.ub のファイルの日付を見ても更新されていなかった。
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ZYBO (Zynq) 初心者ガイド (11) LinuxユーザアプリケーションでLチカ”はRAMDISK を使用しているけど、今回はRoot File System を使用しているからじゃないか?ということで、
LANG=en_US.UTF-8 petalinux-build -c rootfsを実行したが、長く掛かりそうなので、途中でアポートした。
すると、helloworld アプリケーションが cam_dp_183/build/tmp/work/ultra96_zynqmp-xilinx-linux/petalinux-user-image/1.0-r0/rootfs/usr/bin ディレクトリの下にできていた。
この helloworld アプリケーションを MicroSD カードの /home/root/ ディレクトリの下に書いて、Ultra96 でブートして、実行したところ問題なく実行することができた。
これは、ということで、もう一度、
LANG=en_US.UTF-8 petalinux-build -c rootfsを最後まで実行したところ、Root File Sytem のファイルが更新されている。
rootfs.tar.gz をホストコンピュータの適当なところに解凍して、まずは、udmabuf.ko を検索した。
udmabuf.ko は /lib/modules/4.14.0-xilinx-v2018.2/extra ディレクトリにあった。
肝心の helloworld アプリケーションは、/usr/bin ディレクトリに入っていた。
- 2019年04月20日 21:28 |
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