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ISimでOVLのVHDL, Verilog混在シミュレーション(OVLライブラリのコンパイルと登録)”でISimでOVLライブラリのコンパイルとライブラリの登録をした。
今度は、ISimでシミュレーションをしてみようと思う。以前に”
VHDLでOVLアサーションを使用する3(VHDLからVerilog OVLを使用する)”で使用したファイルを使用する。テストベンチのtb_req_ack.vhdはこの記事に載っているが、proj_pkg.vhd, req_sm.vhd, ack_sm は”
VHDLでOVLアサーションを使用する2(VHDLライブラリを使用)”を参照。
今まではコマンドラインでコンパイルしていたが、今度はGUIを使用することにする。
1. 最初に、ISE11.5でプロジェクトを作成して、tb_req_ack.vhd, proj_pkg.vhd, req_sm.vhd, ack_sm をプロジェクトに追加する。Sources for: のSimulationのラジオボタンをクリックして、Behavioralを選択する。

2. ProcessesペインのISim Simulator の+をクリックして展開し、Simulate Behavioral Modelを右クリックすると、ISimのプロパティダイアログが表示される。Process Properties...を選択し、Specify Search Directories for 'Include と Specify 'define Macro Name and Value を下の図のように設定する。(VHDLファイルをコンパイルしているので、この設定はいらないかも?ライブラリをコンパイルするときdefineしているわけだし。。。後で確かめてみます)

3. Simulate Behavioral Modelをダブルクリックしてシミュレーションを開始するとエラーが出てしまった。ovl_nextとovl_frameのgeneric にcontrols がないというエラーだった。これは、VerilogのOVLを使用しているので、当然だと思う。ModelSimは通ってしまっているが、generic というかVerilogだとパラメータに定義してなくても無視するのかな?ovl_nextとovl_frameのcontrols をコメントアウトした。
4. もう一度、imulate Behavioral Modelをダブルクリックしてシミュレーションを開始した。4つのコンパイルモジュールのエラーが出たが、ISimのウインドウが出てきて、シミュレーションをすることができた。


Consoleには、OVL_NEXTとOVL_FRAMEのエラーメッセージも出ている。

これで、フリーのISimでも、OVLのVerilog、VHDL混在シミュレーションをすることができた。
- 2010年04月14日 05:28 |
- ISim
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