最近、Vivado 2023.1 の Flow Navigator に RTL ANALYSIS -> Run Linter 項目が増えているのに気が付いた。
これは、Vivado に lint 機能が追加されたのだろう?ということで試してみることにした。
”
Vivado Design Suite ユーザー ガイド: Vivado IDE の使用 (UG893) 2023.1 日本語”の Run Linter 機能の説明を引用する。
[Run Linter] は、2023.1 で追加された新しい機能で、RTL デザイン コードを解析し、違反の詳細レポートを提供します。[Run Linter] をクリックすると、Vivado で自動的に RTL ソース ファイルのチェックとコンパイルが実行され、Linter ウィンドウが開いて詳細なレポートが提供されます。
さて、現在使用している、
Viavado 2023.1 の i3filters プロジェクトで RTL Linter を使ってみよう。
Flow Navigator で RTL ANALYSIS -> Run Linter をクリックする。

Run Linter ダイアログが表示されて、lint を行っているようだ。

Linter ウインドウが表示された。

Linter ウインドウで、最初の ASSIGN-5 の NLW_xbar_m_axi_wstrb_UNCONNECTED を見てみよう。
メッセージでは、最初に接続されていないのは bit 4 だそうだ。
File Name の i3filters.v : 1168 をクリックした。
i3fitlers.v が表示され、NLW_xbar_m_axi_wstrb_UNCONNECTED が宣言されている 1168 行がハイライトされた。

NLW_xbar_m_axi_wstrb_UNCONNECTED を検索してみると、もう一箇所のみ見つけることができた。
1509 行で NLW_xbar_m_axi_wstrb_UNCONNECTED[3:0] のみ使用されている。その他のビットは使用されていないようだ。

Vivado 2023.1 の lint 機能を確かめることができた。
- 2023年09月01日 05:04 |
- Vivado
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