”ISE11.1iのチュートリアル6(デザインのインプリメント)”の続き。
インプリメント編はだいぶあっさり立ったような気がするが、一応初心者のためのチュートリアルという設定なので、この辺で良いだろうと思う。
次は、FPGAのJTAGからのコンフィギュレーションだ。それでは始めよう。
これからは、Spartan3 Starter Kitをダウンロードケーブルでパーソナルコンピュータ(PC)に接続する。Spartan3 Starter Kitに付属のダウンロードケーブルはパラレル接続だが、私のPCには、パラレルポートがないので、USB接続のダウンロードケーブルを使用した。これは、トラ技2009年6月号別冊の写真に載っている。
さて、Project NavigatorのProcessesペイン内のConfigure Target Device を展開し、Manage Configuration Project(iMPACT) をダブルクリックする。

そうしたらISE iMPACTが単独で立ち上がった。また、単独で上がるようになったんですね。。。びっくり。統合されていると思っていた。
iMPACT FlowsペインからBoundary Scan をダブルクリックする。

Initialize Chain アイコンをクリックする。

いろいろなダイアログが出て、Auto Assign Configuration Files Query Dialog が開く。ここでは.bit ファイルを割り当てる必要があるので、Yesボタンをクリックする。

Assign New Configuration File ダイアログが開く。xc3s200 が選択され、緑色になっている。dice_top.bit を選択してOpen ボタンをクリックする。

次は、xcf02s が選択されているはず。まだこのFLASH ROMに書くデータは生成していないので、Cancel All ボタンをクリックした。

Device Programming Properties - Device 1 Programming Properties ダイアログが開くので、OKボタンをクリックする。

iMPACT ProcessesペインのAvailable Operations are: のProgram をダブルクリックする。

FPGAのコンフィギュレーションが成功すれば、Program Succeeded が表示される。これでFPGAをコンフィギュレーションできた。

これで、FPGAが動作するようになった。最初はAN0の7セグメントLEDに1が表示されている。BTN0を押すと、サイコロが振られて、離すとサイコロの目が確定する。
”ISE11.1iのチュートリアル8(Platform Flash PROMへの書きこみ)”に続く。
- 2009年05月16日 21:50 |
- FPGAリテラシー及びチュートリアル
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