Spartan3A Starter KitのDDR2 SDRAMコントローラのバーストテストのプロジェクトを置いておくので、興味のある方はダウンロードしてください。いつものように保証なし、原則転載禁止(転載したい方はメールでお知らせください)とします。それからSpartan3A Starter Kitを持っている方は正常に動作したかどうかをぜひ教えてください。よろしくお願いします。ISE11.1iを持っていない方もddr2_burst_testフォルダの下にビットファイルddr2_burst_test.bitを入れておきますので、iMPACTでコンフィグすれば確かめてみることができます。これはChipScope入りのビットファイルです。
ZIPファイルを開けて、ddr2_burst_test/Synth111フォルダの中にISE11.1iのプロジェクトファイルddr2_burst_test.xise がある。今回のプロジェクトにはChipScopeは入っていないが、ChipScopeをインストールしてある方は、DDR2_burst_test_cs.cdc をプロジェクトに入れてほしい。ChipScopeのプロジェクトDDR2_burst_test_cs.cpj も入れてある。ddr2_burst_test/Synth111フォルダの内容を下に示す。

下がProject Navigatorのプロジェクトの階層だ。

プロジェクトはインプリメントしていない状態なので、ビットファイルを生成して、iMPACTでSpartan3A Starter KitのSpartan3Aをコンフィギュレーションしてほしい。その辺のやり方は、”
ISE11.1iのチュートリアル6(デザインのインプリメント)”、”
ISE11.1iのチュートリアル7(FPGAのコンフィギュレーション)”を参照のこと。
使用方法だが、チップスコープを使って、Readデータを見ないと本当に詰まらない動作だ。使用するのはLD0, LD1の2つのLEDとリセット用の押しボタンスイッチSOUTH (T15) 。LD0 はDDR2 SDRAMのバーストテストが正常に読み書きできているときに点灯している。これが点灯していれば、Writeしたバーストデータが正常にバーストRead出来ていることを表す。LD0 が消えてLD1 が点灯するとWriteしたデータと異なるデータがReadされたことを示す。
ChipScopeがインストールされていて、DDR2_burst_test_cs.cdc をプロジェクトに入れてインプリメントすると下の図のようにどのようなデータをリードしているかが分かる。

Spartan3A Starter KitでのLD0、LD1と押しボタンスイッチSOUTH (T15) の位置を下の写真に示す。

シミュレーションのやり方は次回に。
2009/06/27 追記:
ddr2_bust_testのダウンロードできるプロジェクトを変更しました。
2009/08/21 追記:
ISE11.2でインプリメントエラーが出るようになってしまったので、ダウンロードプロジェクトを変更しました。詳しくは、”
Spartan3A Starter KitのDDR2 SDRAMコントローラのバーストテストのインプリメントエラー”をご覧ください。
2010/08/27 追記:
<注意> バグが発覚したので、Spartan3A Starter KitのDDR2 SDRAMコントローラのバーストテストのプロジェクトを修正しました。必要な方はもう一度ダウンロードしてください。”
Spartan-3A Starter KitでCMOSカメラ・ディスプレイ回路19(DDR2 SDRAMコントローラのバグフィック)”参照
- 2009年06月23日 05:30 |
- Spartan3A Starter Kit
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