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CMOSカメラから画像を入力してディスプレイへ出力15(できた!!!)”をやっているときに、ChipScope Analyzer でコンフィグして動作した.bit ファイルをiMPACT でコンフィグすると動作しないという問題に遭遇した。ISEのバージョンは11.3。
非常に悩んだが、どうやらプロジェクトのパスが違っていて、違ったHDDに結果が書き込まれていることが分かった。家でやっていたプロジェクトを職場に持っていたのだが、家ではHドライブに作ってあったが、職場ではCドライブにコピーした。CamDispCntrl_SRAMフォルダの下にSource、Simulation、Synth113の各フォルダがあって、Synth113フォルダがISEのプロジェクトが置いてあるフォルダだ。当然、職場のCドライブのSynth113フォルダの下のISEのプロジェクトを起動してインプリメントしていた。

当然、iMPACTでは、CドライブのCamDispCntrl_SRAMフォルダの下のSynth113フォルダの中にあるcamdispcntrl_sram.bit を選んでコンフィグしていたのだが、どうも動作しない。ChipScope のコンフィグはISE11からProject Navigator から起動するとコンフィグ時に自動的にビットファイルを選んでくれる。そのビットファイルのパスを良く見ると、HドライブのCamDispCntrl_SRAMフォルダの下のSynth113フォルダにパスが通っていた。え~、もしかして、iMPACTでコンフィグできないのはこれが原因?Hドライブを見るとCamDispCntrl_SRAMフォルダの下のSynth113フォルダだけが生成されていた。

この、Hドライブの下のCamDispCntrl_SRAMフォルダの下のSynth113フォルダのビットファイルをiMPACTでコンフィグすると問題なく動作した。ということは、ISE11.3では、プロジェクトのパスは絶対パスで持っているのだろうか?Project Navigator でフルパスにはしていないのだけど。。。これは注意する必要がある。フォルダごとプロジェクトをコピーして、確実に動くプロジェクトを残しながら、違う試みを試してみることは良くやっているからだ。コピー元のプロジェクトフォルダに変更が反映されては困ったことになる。
皆さんのところでも同じような現象が起きたことがありますか?
- 2009年10月22日 04:30 |
- Xilinx ISEについて
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substしています
いつも、拝見させていただいております。貴重な情報をありがとうございます。
私も随分と前に、同様(詳しくは覚えていないので、状況は違うかもしれません)の経験をし、「プロジェクトのフォルダを変更すると面倒なことに巻き込まれる」との認識を持ちました。(その当時使っていたシミュレータのソースファイルの指定がフルパスだったのかもしれません。)
それ以来、substを使用し、X:\project_name としています。
- 2009/10/22(木) 09:13:05 |
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- yuiyui #-
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yuiyuiさん、コメントありがとうございます。
ISE8の時がフォルダごとコピーするとだめでした。
http://marsee101.blog19.fc2.com/blog-entry-225.html
ISE9で治ったと思ったのですが、またISE11でだめになったのでしょうか?
subst を使っていらっしゃるのですね。でも、階層を掘らないでベタにproject_name だと良いのですが、階層を掘ったら、2つのパソコンに同じ階層を掘る必要がありそうですね。なるべくだったら、そのままフォルダごとコピーしたいです。
- 2009/10/22(木) 17:47:55 |
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- marsee #f1oWVgn2
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