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PACEの使い方1

今日はPACEでのピンの割り振り方を書き留めておこうと思う。
おなじみのdynadisp_testプロジェクトを使うがDDR SDRAMを接続すると思ってみてほしい。
最初にHDLのソースを書く。そしてISEのProcessesウインドウのUser Constraintsを展開してAssgin Package Pinsをダブルクリック。
pace_1_060126.png

PACEが開く。まずはIOBのDDRレジスタのクロックの制限を大体見るためにDifferential Pairを表示してみよう。メニューバーのIOBsからShow Differential Pairsを選択する。
pace_3_060126.png

Differential Pairが赤い糸で表示される。(#けして離れられないかもしれない)
pace_3_060126.png

Architecture ViewからPackage Viewに変更するため、右のウインドウの下のPackage ViewタブをクリックするとPackage Viewになる。ここでも赤い線でDifferential Pairが表示される。
pace_4_060126.png

BANK7のみSSTL2レベルのIOに対応するためにVREFピンをPROHIBITする。メニューバーのIOBsからProhibit Special Pins...を選択する。下図のようなダイアログが開くので、BANK7にチェックを入れる。次にProhibit Pin TypesのVREFにチェックを入れ、OKボタンをクリック。
pace_5_060126.png

BANK7のVREFピンが灰色で示されて(下図)、UCFファイルにPROHIBIT制約が追加される。
pace_6_060126.png

次にコンフィギュレーションで使用するピンを予約しておこう。セレクトマップでコンフィギュレーションするということにする。同様にメニューバーのIOBsからProhibit Special Pins...を選択する。ダイアログが開くので、Configuration Mode Pinsタブをクリック。Prohibit forの区画でSelectMAPボタンをクリックするとセレクトマップで使うピンがチェックされる。
pace_7_060126.png

OKボタンをクリックするとセレクトマップで使うピンが灰色で示され予約される。VREFと同様にUCFファイルにPROHIBIT制約が追加される。
pace_8_060126.png

  1. 2006年01月27日 20:37 |
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