今回はXAPP1141 Ver.3.0の25ページのリファレンスデザインをやってみる。ISE,SDKとも12.3を使用した。このリファレンスデザインは、Spartan-3A Starter Kitを使用して、そのLCDに”MicroBlaze on S3 Reference Design”と表示して、South Pushbuttonを押すと、その表示が消えて、”Thank You!”と表示する。今のやりたい事に近い、魅力的なリファレンスデザインだ。
さて、それでは、SMM FPGA Design Flowからやってみたいと思う。ISE12.3を立ち上げて、FileメニューからOpen Project...を選んで出てきたOpen Projectダイアログからiseフォルダの下のlcd_ref.xiseを選択する。

すると、プロジェクトがロードされて、もうすでにプロジェクトが出来上がっているので、ProcessesウインドウのGenerate Programming Fileをダブルクリックして、.bitファイルを生成する。

インプリメントできあました。

iseフォルダを見ると、smm_db.bmm とlcd_ref.bit が出来ています。

これでISEでのフローはお終い。
次に、SDKでのフロー。SDKを起動する。

sdkフォルダをWorkspaceに指定して、Okボタンをクリックする。

SDKが立ち上がる。

FileメニューのNew -> Xilinx Board Support Package を選択する。

No Hardware Platform in the Workspaceダイアログがでるので、Specifyボタンをクリックする。

New Hardware Projectダイアログが開く。Target Hardware SpecificationのBrowse...ボタンをクリックすると、ダイアログが出る。sdkフォルダのsmm.xmlファイルを選択して”開く”ボタンをクリックする。

Finishボタンをクリックする。
すると、New Board Support Package Projectダイアログが出る。Board Support Package OSでstandalone が選択されているので、そのままFinishボタンをクリックする。

Board Support Package Settingsダイアログが出る。OKボタンをクリックする。(ここでは、TCP/IPスタック、フラッシュ、メモリのファイルシステムのライブラリとかも選べるみたいだ)

これで、ハードウェアの仕様をロードすることができた。いろいろ選ぶところがあって面倒だが、それだけ機能があるということなんだろう?

さて、XAPP1141 Ver.3.0は次にプロジェクトをインポートするようになっているが、それでは、インクルードファイルがリンクできずにエラーになってしまった。
ここからは独自の方法(というか、適当にやってみた方法)でプロジェクトを構築する。
このへんでお時間となってしまったので、続きます。
”
The Simple MicroBlaze Microcontroller 4(リファレンスデザイン2)”に続く。
- 2010年11月26日 05:47 |
- SMM
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