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AXIバスのEDKでキャラクタ・ディスプレイ・コントローラのカスタムIPを作る1

前回、チュートリアルでカスタムIPを作ってみたが、自分でカスタムIPを作ってみることにした。
SP605のEDKで作ったMicroBlazeシステムに、キャラクタ・ディスプレイ・コントローラをカスタムIPとして接続することにした。今回はISE13.2でやってみる。

1.Project Navigatorで新しいプロジェクトを作成して、New Source...でEmbedded Processorを選択し、systemという名前で追加した。

2.Xilinx Platform Studio(以下、XPSとする)が立ち上がり、BSB Wizardを使ってBase Systemを作成するか?というダイアログが出てくるので、Yesボタンをクリックする。

3.Base System Builderダイアログが出てくる。この順番が、ISE13.1とISE13.2では逆になっていた。ISE13.2はAXI system が上になっていた。優先順位が変わったのかもしれない?
SP605_AXI_CDC_1_110728.png

4.その後の設定画面も変更されている。思ったよりISE13.2で変わっているようだ。”AXIバスのEDKチュートリアルを試す1(Base System Builder)”を参照のこと。
Board and System Selection でSingle MicroBlaze Processer System とDual MicroBlaze Processer System を選択できるようになっている。ISE13.1ではSingle のみ選択できた。
Optimization Strategy も選択できるようになっている。デフォルトのArea にした。
SP605_AXI_CDC_2_110728.png

5.前回同様に、Processor Frequency を100MHzとし、Local Memory Sizeを32KBに変更した。Select and Configure Peripherals でIIC_DVIとIIC_SFPを削除して、axi_timerを追加し、Use Interruptをチェックした。
SP605_AXI_CDC_3_110728.png

6.XPSの画面に、今まで設定してきたシステムが表示された。
SP605_AXI_CDC_4_110728.png

これに、キャラクタ・ディスプレイ・コントローラをカスタムIPとして追加する。(”AXIバスのEDKチュートリアルを試す7(カスタムIPを作る1)”参照)

7.XPSのHardwareメニューからCreate or Import Peripheral... を選択する。

8.Create and Import Peripheral Wizardが立ち上がる。

9.Peripheral Flowで、Select Flowから、Create templates for a new peripheralのラジオボタンを選択する。(デフォルト値)

10.Repository or Projectで、To an XPS projectのラジオボタンが選択されていて、Projectに現在のプロジェクトが入力されている。(SP605_AXI_CharDispCtrler\system)

11.Name and Versionで、Name:にchardispc と入力した。
SP605_AXI_CDC_5_110730.png

12.Bus Interfaceで、AXI4-Lite: Simpler, non-burst control regster stytle interface が選択されている。

13.IPIF (IP Interface) Servicesが開く。Slave serves and configuration で、User logic software registerとInclude data pase timerにチェックが入っている。

14.User S/W Registerで自分のロジックモジュールで使用するレジスタ数を指定する。2とした。
SP605_AXI_CDC_6_110730.png

15.IP Interconnect (IPIC)で、IP Interconnect (IPIC) interface のどの信号と接続するかを決定する。デフォルト値とした。

16.(OPTIONAL) Peripheral Simulation Supportで、Generate BFM simulation platform をチェックしてBFMを生成してみることにした。
SP605_AXI_CDC_7_110730.png

17.(OPTIONAL) Peripheral Implementation Supportでは、Generate template driver files to help you implement software interface のチェックボックスのみチェックしてみた。

18.XPSを見ると、Project Local PCores -> USER -> CHARDISPC が生成されたのが見えた。
SP605_AXI_CDC_8_110730.png

AXIバスのEDKでキャラクタ・ディスプレイ・コントローラのカスタムIPを作る2”に続く。
  1. 2011年07月29日 06:02 |
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