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MicroBlaze MCSをISE WebPACKから使用する1

MicroBlaze MCSは、手順どおりに使っても私はうまく行かなかった。うまく行った方もいらっしゃるので、うまくいくとは思う。ISE WebPACKからMicroBlaze MCSを使う方法を公開されている方がいらっしゃるので、その方の方法を試してみようと思う。
ちなみに、MicroBlaze MCSはISE WebPACKから生成できるが、ソフトウェアを作るために必要なSDKはEDKのライセンスが無いと使用できない。そこで、MicroBlazeクロスコンパイラを生成して、ソフトウェアをコンパイルして、MicroBlaze MCSで動作させる手順を示してくれているわけだ。MicroBlazeクロスコンパイラの生成スクリプトも提供されている。
そのサイトは、ひでみのアイデア帳(SweetCafe)さんだ。MicroBlazeクロスコンパイラの生成スクリプトを実行して、MicroBlazeクロスコンパイラを生成し、サンプルをやってみることにした。

使用するOSはVirtualBox上にインストールしたUbuntu11.10上で、MicroBlazeクロスコンパイラの生成スクリプトを実行して、MicroBlazeクロスコンパイラを生成してみることにした。
(Ubuntuって凄いですね。至れり尽くせりで、プリンタドライバとISEが何とかなれば、Windows無くてもこれでいいじゃね?というレベルですね。)

まずは、github 超入門を参考にして、githubにアカウントを作成してログインした。github 超入門を読んでいるとFreeで公開するならばここ置けば良いんだと思った。FPGAの部屋で公開しているISEのプロジェクトなどはここに置こうかな?なかなかZIPファイルを置ける所がないんだよな。。。

mb_mcsのスクリプトをgithubにアップ”の記事に書いてあるgithubに行くと、ZIPボタンがあって、リポジトリをZIPファイルでダウンロードすることができる。
MB_MCE_56_2012-01-29.png

aquaxis-aquaxis-58dbd58ディレクトリがダウンロード出来る。aquaxis-aquaxis-58dbd58 / MicroBlaze / CrossCompile の下にmake_microblaze_gcc がある。
MB_MCS_57_2012-01-29.png

ホームの下にMicroBlaze ディレクトリを作って、その下にmake_microblaze_gcc をコピーした。
ターミナルを起動して、MicroBlaze ディレクトリに移動して、"sudo ./make_microblaze_gcc とタイプしてビルドを開始した。数時間かかってビルド終了。無事にビルドできたようだ。
MB_MCS_58_2012-01-29.png

/usr/mircoblaze/bin の下に、microblaze-gcc などが出来ていた。成功のはず。。。
MB_MCS_59_2012-01-29.png

ホームの./bashrc に、”export PATH=$PATH:/usr/microblaze/bin”を追加して、”source .bashrc”を実行する。

aquaxis-aquaxis-58dbd58/MicroBlaze/CrossCompiler/Sample/HelloWorld に移動して、makeコマンドを実行した。下の図は実行し終わった所。
MB_MCS_60_2012-01-29.png

HelloWorld の実行ファイルが出来ていた。
MB_MCS_61_2012-01-29.png

  1. 2012年01月29日 07:47 |
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