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キャラクタROMをAXI4 Lite Slave として実装する7(SDK1)

キャラクタROMをAXI4 Lite Slave として実装する6(シミュレーション)”の続き。

前回、PlanAheadで論理合成、インプリメントが終了したが、microblaze_0 のメモリ領域が8Kバイトだったので、getc() を使用するため32Kバイトまで増やした。これで論理合成、インプリメントが終了した。
次に、ハードウェア情報をExportしてSDKを起動する。

・PlanAheadのFileメニューからExport -> Export Hardware... を選択した。

・ダイアログが開く。Launch SDKにチェックを入れて、OKボタンをクリックした。
PlanAhead141_82_120518.png

・SDKが起動する。以前のプロジェクトが入っている。”XPS入りのPlanAhead14.1プロジェクトを作る3(SDK)”参照。
AXI_Lite_Slave_32_120617.png

system_hw_platform -> system.xml はchar_rom_axi_lite_0 の項目が入っているが、以前作成したAtlys_bsp_0 のxparameters.h にはchar_rom_axi_lite_0 の情報はない。もう一度、NewメニューからXilinx Board Support Package を作る必要があるようだ。

・FileメニューからNew -> Xilinx Board Support Package を選択する。

・New Board Support Package Project ダイアログが出る。Project name にAtlys_CharR_bsp_0 と入力して、Finishボタンをクリックした。
AXI_Lite_Slave_33_120617.png

・Board Support Package Settings ダイアログが開いた。
AXI_Lite_Slave_34_120617.png

・左のペインからstandalone をクリックすると、stdin, stdout にaxi_uartlite_0 が割り当てられていることがわかる。OKボタンをクリックした。
AXI_Lite_Slave_35_120617.png

・Atlys_CharR_bsp_0 が生成された。こちらのxparameters.h を開くと、CHAR_ROM_AXI_LITE_0の定義が見つかった。
AXI_Lite_Slave_36_120617.png

・次にCプロジェクトを作成する。FileメニューからNew -> Xilinx C Project を選択する。

・New Xilinx C Project でSelect Project Templete でEmpty Application を選択し、Project Name にchar_rom_axi_lite_test と入力して、Next > ボタンをクリックした。
AXI_Lite_Slave_37_120617.png

・Target an existing Board Support Package のラジオボタンをクリックして、Atlys_CharR_bsp_0 を指定した。Finishボタンをクリックした。
AXI_Lite_Slave_38_120617.png

・char_rom_axi_lite_test のプロジェクトが作成された。
AXI_Lite_Slave_39_120617.png

・次にCファイルを新規作成する。FileメニューからNew -> Source File を選択した。

・New Source File ダイアログのSource file にchar_rom_axi_lite_test.c を入力して、Finishボタンをクリックした。
AXI_Lite_Slave_40_120617.png

・char_rom_axi_lite_test.c が生成された。Cコードを書いてみた。
AXI_Lite_Slave_41_120617.png

SDKのProgram FPGAダイアログからFPGAをコンフィグ使用としたが、やはりエラーだったので、PlanAheadでiMPACTを立ちあげてコンフィグした。(”AXI Performance Monitor IPを試してみた2(SDK)”参照)

・SDKのProject Explorerで、char_rom_axi_lite_testの下のBinariesの下のchar_rom_axi_lite_test.elfで右クリックして、右クリックメニューからDebug As -> Lanunch on Hardware を選択する。
AXI_Lite_Slave_42_120618.png

・ダイアログが2つ出てOKバタンをクリックしていくと、デバック画面になる。

・真ん中上のウインドウにXMDウインドウがあるので、そのタブをクリックしてXMDウインドウにした。

・mrd 0x7f800600, mrd 0x7f800604 コマンドを入れてキャラクタROMをReadしてみた。
AXI_Lite_Slave_43_120618.png

結果は0x00000018と0x00000024で、”キャラクタROMをAXI4 Lite Slave として実装する6(シミュレーション)”の最後のシミュレーション波形の結果と同様になった。
AXI_Lite_Slave_31_120616.png
  1. 2012年06月18日 05:34 |
  2. AX4 Lite Slave IPの作製
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