”
LinuxでのISEやPlanAheadにXPSプロジェクトを入れた時のエラー”で、/usr/bin/make を/usr/bin/gmake にリンクして、ISEプロジェクト内のXPSプロジェクトをインプリメントすることができた。
次に、
Linuxは関係なく、独自のソフトウェアで動作するカメラ回路がPlanAheadプロジェクトなので、それで、PlanAheadプロジェクトでもプロジェクト内のXPSプロジェクトをインプリメントできるかどうか?確かめてみた。
やってみたところ問題なくインプリメントが終了した。

ハードウェアをSDKにエクスポートして、xsdk コマンドをターミナルで実行してSDKを立ち上げた。
Clean を行なって、すべてのプロジェクトをリコンパイルしたところエラーになってしまった。

エラーの内容は、arm-xilinx-eabi-gcc が見つからないというものだった。エラー内容を下に示す。
**** Build of configuration Debug for project cam_disp2 ****
make all
Building file: ../src/cam_disp2.c
Invoking: ARM gcc compiler
arm-xilinx-eabi-gcc -Wall -O0 -g3 -c -fmessage-length=0 -I../../cam_disp2_bsp/ps7_cortexa9_0/include -MMD -MP -MF"src/cam_disp2.d" -MT"src/cam_disp2.d" -o"src/cam_disp2.o" "../src/cam_disp2.c"
/bin/sh: 1: arm-xilinx-eabi-gcc: not found
make: *** [src/cam_disp2.o] エラー 127
検索すると、”
Xilinx-Zynq-Arm-Linuxマニュア ル”が見つかった。それによると、”
14.1 EDK - パスにスペースが含まれるディレクトリにインストーラーがあると ARM ツールチェーンがインストールされない”というXilinxアンサーがあるそうだ。
パスにスペースは入っていないのだが、 ARM ツールチェーンがインストールされなかったのだろうか?VirtualBox上のUbuntuということが影響しているのか?確かにISE_DS\EDK\gnu\arm というディレクトリは存在しない。ISE_DS\EDK\gnu の下はmicroblaze とpowerpc-eabi だけだ。ARMのツールチェーンはインストールされていないようだ。
アンサーによると、
/CodeSourcery/lin にインストーラーがあるそうだ。
Xilinx_ISE_DS_Lin_14.4_P.49d.3.0/CodeSourcery/lin ディレクトリに行くと、xilinx-2012.03-79-arm-xilinx-linux-gnueabi.bin とxilinx-2012.03-83-arm-xilinx-eabi.bin の2つのインストーラーがあった。

- 2013年02月25日 05:51 |
- EDK
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