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Xillinuxに新しいユーザー zybo を追加

ZYBOにOpenCV 2.4.6.1をインストール”でZybo のXillinux にOpenCV 2.4.6.1 をインストールしたのですが、これは、root でやっていました。どうも root でコマンドを実行しているとあまり気持ちよく無いので、zybo というユーザーを作ることにしました。パスワードは同じく zybo です。

・”ubuntu コマンドでユーザーの追加と削除 ”を参照して、adduser zybo コマンドで、zybo という新しいユーザーを追加しました。

・”ユーザーアカウントの権限を管理者権限に変更してみる”を参考にして、root で gpasswd -a zybo sudo コマンドで、zybo を sudo グループの参加させました。これで、sudo が使えるようになりました。

・このままだと、Tera TermでZybvo のIPアドレスを指定して、リモート・ログインはできますが、startx するとX Windowが起動できません。GUI画面でも zybo でログインできずに、すぐにログイン画面に戻ってしまいます。

startx コマンドを起動すると、/tmp ディレクトリに何らかのファイルを書きに行くようでした。/tmp ディレクトリを見ると、ディレクトリのオーナーが root で Writeパーミッションが入っていなかったので、sudo chmod a+w /tmp で、/tmp ディレクトリにWriteパーミッションを入れました。下に GUI画面上で、zybo でログインしている状態の /tmp ディレクトリの内容を示します。
Xillinux_16_140601.png

・これでも、startx ではエラーが出ます。エラーは、

X: user not authorized to run the X server, aborting.

というものです。”How to fix “X: user not authorized to run the X server, aborting.”? ”にそのバグ・フィックスの方法が書いてありました。

sudo vi /etc/X11/Xwrapper.config コマンドを実行して、Xwrapper.config ファイルを編集し、allowed_users=anybody を追加しました。
Xillinux_17_140601.png

sudo dpkg-reconfigure x11-common コマンドで、Configuring x11-common を表示して、Anybody になっていることを確認して、returnキーを押しました。
Xillinux_18_140601.png

・これで、startx コマンドも成功して、GUI画面でも、zybo ユーザーでログイン出来るようになりました。
Xillinux_19_140601.jpg

・次に、root でビルドした OpenCV 2.4.6.1 を /home/zybo に移します。その際に、オーナーとグループを変更しました。これからは root で作業しました。

・まずは、chown -R zybo opencv コマンドで、再帰的に opencv ディレクトリ内のファイルをすべて、zybo オーナーに変更しました。

・次に、chgrp -R zybo opencv コマンドで、再帰的に opencv ディレクトリ内のファイルをすべて、zybo グループに変更しました。

mv opencv /home/zybo コマンドで、opencv を /home/zybo の下に移動しました。

・GUI画面で、レナ像の顔認識も問題なく実行できました。
  1. 2014年06月01日 04:13 |
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