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Vivado 2104.2でSystemVerilog をやってみた1(data_types_example1)”をやってみると、Total On-Chip Power が 7.997W になっていて、大変なことになっていた。

On-Chip にするとこんな感じ。I/OとDSPの消費電力が多い。

どんな回路になっているか概略を見てみよう。まずは、Flow Navigator -> RTL Analysis -> Schematic をクリックした。

ごく常識的な回路になっている。
次に、実際のマッピングを見るために、Flow Navigator -> Synthesis -> Schematic をクリックした。

左右真ん中、上下で上の方の大きな2つの四角を拡大してみよう

DSP48E1が使われているのがわかる。
パワーを食い過ぎているのは、クロックのタイミング制約が無い為と思われるので、クロックのタイミング制約を追加する。
タイミング制約を生成してみよう。Flow Navigator -> Implementation -> Edit Timing Constraints を選択した。
clock信号のPERIOD制約を生成する。

制約をXDCファイルとしてセーブした所。

もう一度インプリメントを行うと、Total On-Chip Power は 0.148Wとなった。良かった。

やはり、PERIOD制約をかけないと、Total On-Chip Power の計算がまずくなるようだ。
- 2014年08月08日 17:06 |
- SystemVerilog
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