”
ガボール・フィルタ (Gabor Filter) による白線検出9(hls::LineBuffer と hls::Window を使用6)”の続き。
前回は左白線検出用重みと右白線検出用重みを一緒の配列にしてみた。つまり重みを 3 次元配列にした。新しいGabor_filter_lh.h 、 Gabor_filter_lh.cpp 、 Gabor_filter_lh_tb.cpp を貼ったが、今回は、そのC ソースコードを使って、C シミュレーション、C コードの合成、C/RTL 協調シミュレーション、IP 化を行った。
まずは、右白線検出の C シミュレーションを行った。

前と同様の結果だった。ガボール・フィルタの出力画像も問題ない。
次に、左白線検出の C シミュレーションを行った。

こちらも、前と同様の結果だった。ガボール・フィルタの出力画像も問題ない。
次に C コードの合成を行った。今回の合成結果を左に、前回の合成結果を右に示す。

DSP48E の使用量は92 % で変化がないが、FF の使用量は15 % から 13 % に、LUT の使用量は 27 % から 22 % にそれぞれ今回の方が減少しているので、DSP48E の使用量が心配だが、これで行くことにする。
C/RTL 協調シミュレーションを行った。

Latency は 307239 クロックだった。これは、ほとんど 1 クロックで 1 ピクセルの処理ができていることになる。
C/RTL 協調シミュレーション波形を示す。

ins_TVALID, ins_TREADY , out_TVALID , out_TREADY がずっと 1 で、連続的に処理できていることがわかる。
最後に、IP 化を行った。
- 2016年07月28日 04:54 |
- 白線検出
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0