Zybotの障害物検知と回避で使用するために、超音波距離センサの指向性を計ってみた。
まずは、現在のZybot の形状を貼っておく。

超音波距離センサはZybot のシャーシの下側に付いているので、床に置くと短い距離しか測れないので、平ワッシャをかませて、上向きにした。

指向性の測定方法としては、丸ごみ箱をZybot からある距離の正面に置いて距離を測定する。次に左側に位置をずらしていくと、あるところで丸ごみ箱の距離を測定できなくなる。そこまでのずらした距離を測定する。右側も同様に行う。
丸ごみ箱の寸法 下直径 22 cm、上直径 27.5 cm、高さ 34.5 cm
Zybotの寸法 幅 20 cm、長さ 34 cm、ベースの高さ 5.4 cm
Zybot と 丸ごみ箱の距離 60 cmなお、これが、距離 60 cm の正面での超音波距離センサの測定の様子だ。


次に、距離 60 cm の左 30 cm での超音波距離センサの測定の様子だ。

正面でのZybot と丸ごみ箱の距離 62 cm
左 15 cm での距離 64 cm
左 30 cm での距離 70 cm
左 45 cm での距離 222 cm (ここで丸ごみ箱を検出できなくなる)
右 15 cm での距離 64 cm
右 30 cm での距離 70 cm
右 45 cm での距離 77 cm
右 50 cm での距離 222 cm (ここで丸ごみ箱を検出できなくなる)
右のほうが遠くまで検出できている。2つあるユニットの右側が受信なのか?
Zybot と 丸ごみ箱の距離 90 cm正面でのZybot と丸ごみ箱の距離 92 cm
左 15 cm での距離 94 cm
左 30 cm での距離 98 cm
左 45 cm での距離 104 cm
左 60 cm での距離 204 cm (114 cm が混じっている)
左 64 cm での距離 204 cm (ここで丸ごみ箱を検出できなくなる)
右 15 cm での距離 94 cm
右 30 cm での距離 97 cm
右 45 cm での距離 103 cm
右 60 cm での距離 204 cm (114 cm が混じっている)
右 66 cm での距離 205 cm (ここで丸ごみ箱を検出できなくなる)
Zybot と 丸ごみ箱の距離 30 cmここでも測定している写真を撮った。

Zybot と 丸ごみ箱の距離 30 cm正面でのZybot と丸ごみ箱の距離 31.7 cm
左 15 cm での距離 37 cm (222 cm も混じっている)
左 22 cm での距離 222 cm (ここで丸ごみ箱を検出できなくなる)
右 15 cm での距離 35 cm
右 30 cm での距離 203 cm (ここで丸ごみ箱を検出できなくなる)
ここで言えることは、30 cm まで接近したのでは、Zybot の距離センサでは、30 cm の距離に近づくと回避したとしてむ、回避しきれたかどうか超音波距離センサだけでは、分からないということだ。
よけきれかどうか超音波距離センサで検出するためには、回避動作を始める距離は少なくとも 60 cm くらいにしておく必要があるかもしれない。どちらの方向に回避するか?回避しきれたかどうか?は画像処理で行うようにしよう。
- 2017年02月06日 12:40 |
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