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Neural Network Console」という学習・評価だけでなく、ニューラルネットワークの設計までも可能なディープラーニング・ツールをソニーが無償提供したので、やってみることにした。
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Neural Network Console」のページからNeural Network Console_V1.0.0 for Windows 8.1/10_64bit をダウンロードするリンクをメールアドレスを登録して送ってもらうことができる。
メールのリンクをクリックすると、neural_network_console_100.zip というファイルをダウンロードすることができた。中を見てみるとインストーラーは無いので、ファイルの中身をコピーした。
Neural Network Console ドキュメントの
セットアップによると2バイト文字が含まれたパスにはインストールしないようにということだった。
フォルダを作成して、ZIP を解凍したファイルをコピーした。

neural_network_console.exe をダブルクリックして、起動した。
すると、WindowsによってPC が保護されましたダイアログが出てきた。実行ボタンをクリックして、起動した。

起動したところ、Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable Package をインストールして、CUDAを最新にしろとのダイアログが出た。
Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable Update 3 RC のEnglish バージョンをダウンロード、インストールした。
NVIDIA のグラフィック・ドライバはバージョン: 385.28 があったので、インストールした。
もう一度、neural_network_console.exe を起動したが、やはり同じダイアログが出てきたので、Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable Package をインストールして合ってもダイアログが出てしまうようだ。
チュートリアル:サンプルプロジェクトを用いた学習を参照して、最初のサンプル・プロジェクトの 01_logistic_regression.sdcproj をやってみた。
neural_network_console.exe の起動画面で 01_logistic_regression.sdcproj をクリックした。このプロジェクトはMNISTの4 と 9 の手書き数字から 9 を選ぶネットワークを学習するプロジェクトの様だ。

MNISTデータをダウンロードしているようだ。

入力 - 全結合ニューラルネットワーク - シグモイド関数 - バイナリ・交差エントロピー誤差 のネットワークのようだ。

DATASET をクリックすると、データセットが見えた。4 が 0 で 9 が 1 という評価だ。

EDIT をクリックすると、ネットワークの表示に戻る。Training のRun training ボタンをクリックして学習を始めた。

すると、Learning Curveが表れて、どんどん学習が進んでいく様子が分かる。

Evaluation の Run evaluation をクリックして、評価を行う。

Evaluate ボタンが選択されて、評価結果が表示された。

Confusion Matrix ラジオボタンをクリックした。
Accuracy が 0.,95 になっている。
- 2017年08月18日 07:12 |
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