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intel HLS コンパイラを試してみる3(Quartus Prime)”の続き。
前回はintel HLS が生成したQuartus のプロジェクトをコンパイルしてみた。今回は、ModelSim を立ち上げて、シミュレーションを観察してみよう。
Intel High Level Synthesis Compiler User Guide の Debugging during Verification によると intel HLS コンパイラ・オプションに -ghdl を追加すると、シミュレーターでの信号ログがイネーブルになるということだ。
早速、build.bat に -ghdl オプションを追加した。

これで、
build cleanしてから
build test-fpgaした。

すると、F:\intelFPGA_lite\17.1\hls\examples\counter\test-fpga.prj\verification フォルダに vsim.wlf ができた。

ModelSim を立ち上げた。(ModelSim を使うのは久しぶりだ。。。)

File メニューから Open... を選択した。

Open File ダイアログが開いた。ファイルの種類を展開して、Log Files(*.wlf) を選択した。

F:\intelFPGA_lite\17.1\hls\examples\counter\test-fpga.prj\verification フォルダに vsim.wlf を選択して、開くボタンクリックした。

vsim.wlf が開いた。
Instance ウインドウで tb が選択されて、その信号がObjects に表示されている。Object のファイルをCTR-a キーで全選択して、右クリックし右クリックメニューから、Add Wave を選択した。

Wave ウインドウに波形が入った。
count_inst_returndata_data を右クリックしてRadix → Unsigned を選択した。これで 10 進数で表示できた。

tb の波形が表示できた。

Instance ウインドウの count_inst をクリックして、その Objects の波形をすべてWave ウインドウに追加した。 count_inst がカウンタ本体のはず。

Wave ウインドウの最後を拡大してみたところ、100 までカウントしているのが確認できた。C ソースコードと同じ動作だった。
- 2017年11月10日 04:40 |
- intel HLS
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intelはHLSしか使っていないので、IPとしてQSYS(今は違う名前でしたね?)に入れてModelSimでシミュレーションしたことはないです。
今のところ、使いやすいしライセンスがゆるいのでXilinxのみです。
- 2018/07/16(月) 10:12:13 |
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- marsee #f1oWVgn2
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