”
reVISION-Zybo-Z7-20をやってみた2(Vivadoでインプリメント)”の続き。
前回は、Digilent 社のGithub の reVISION-Zybo-Z7-20 を git clone して、その中のVivado 2017.4 プロジェクトの論理合成、インプリメント、ビットストリームの生成を行った。今回は、SDSoC のハードウェア・プラットフォームである .das ファイルを出力する。
前回、zybo_z7_20 プロジェクトの論理合成、インプリメント、ビットストリームの生成を行って、成功した。
最初にハードウェアのエクスポートを行う。
File メニューから Export -> Export Hardware... を選択する。
Export Hardware ダイアログが表示された。 Include bitstream にチェックを入れて、OK ボタンをクリックした。

次に、SDSoC のハードウェア・プラットフォームである .das ファイルを出力する。
Tcl Console で
source ./create_dsa.tcl
を実行する。

実行後、reVISION-Zybo-Z7-20/vivado/zybo_z7_20/ ディレクトリに zybo_z7_20.dsa ファイルが出力された。

reVISION-Zybo-Z7-20/vivado/zybo_z7_20/ ディレクトリの zybo_z7_20.dsa ファイル。

zybo_z7_20.dsa ファイルの内容を見た。

.dsa ファイルはどんなファイルかというと、”
SDSoC 環境プラットフォーム開発ガイド UG1146 (v2017.4) 2018 年 01 月 26 日”の 10 ページの”図 2 :典型的な SDSoC プラットフォームのディレクトリ構造”によるとハードウェア・プラットフォームのファイルだそうだ。
”図 2 :典型的な SDSoC プラットフォームのディレクトリ構造”を引用する。

DAS はDevice Support Archive の略だそうだ。
”
SDSoC 環境プラットフォーム開発ガイド UG1146 (v2017.4) 2018 年 01 月 26 日”によると、 ハードウェア・プラットフォームを出力する場合には、write_dsa.tcl コマンドで .dsa ファイルを出力する前にプラットフォーム(PFM)プロパティを設定する必要があるようだ。詳しくは、”
SDSoC 環境プラットフォーム開発ガイド UG1146 (v2017.4) 2018 年 01 月 26 日”の 34 ページからの”プラットフォーム プロパティ (PFM) の定義”を参照のこと。
reVISION-Zybo-Z7-20/vivado/zybo_z7_20/ ディレクトリの create_dsa.tcl を見ると PFM プロパティを指定してから、write_dsa.tcl を起動している。create_dsa.tcl を引用する。

これだけで、ハードウェア・プラットフォームを生成できるようになったのか。。。結構簡単になったと思う。
”
SDSoC 環境プラットフォーム開発ガイド UG1146 (v2017.4) 2018 年 01 月 26 日”の 12 ページからの”SDSoC プラットフォーム プロジェクトの作成”によると、SDx の新規プロジェクトの作成の時に、platform project を選択できるようだ。
- 2018年03月23日 04:47 |
- reVISION, xfOpenCV
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0