Ultra96 で ikwzm さんのデバイスツリー・オーバーレイや fclkcfg、 udmabuf を動かしたいということで、”
UltraZed 向け Debian GNU/Linux (v2018.2版) ブートイメージの提供”の Debian9 Root File System と”
Ultra96用Yocto Linuxのビルドの続き4(Micro SD カードの用意、Ultra96で動作確認)”で用意したMicro SD カードの第1パーティションのULTRA96_BOO にコピーした Image, boot,bin, system.dtb, uEnv.txt を使用してUltra96 でDebian をブートしたい。
まずは、”
UltraZed 向け Debian GNU/Linux (v2018.2版) ブートイメージの提供”の通りに git を clone して、git lfs pull を行った。


ZynqMP-FPGA-Linux ディレクトリの様子を示す。

”
”FPGA+SoC+Linux+Device Tree Overlay+FPGA Manager(PYNQ-Z1対応)”を試してみる2(Micro SDカードの準備)”を見ながら、Micro SDカードをフォーマットした。
ただし、”
UltraZed 向け Debian GNU/Linux (v2018.2版) ブートイメージの提供”の指定通りに第2パーティションは、ext4 にフォーマットした。
フォーマットする前の Micro SDカードの状況を示す。 /dev/sdd として認識されている。
mkfs でフォーマットしているところを示す。第2パーティションは、ext4 にフォーマットしてある。

フォーマット後の Micro SDカードを示す。

”
Ultra96用Yocto Linuxのビルドの続き4(Micro SD カードの用意、Ultra96で動作確認)”を参考にして、 Micro SD カードの第1パーティションのULTRA96_BOO に Image, boot,bin, system.dtb, uEnv.txt をコピーした。

ZynqMP-FPGA-Linux ディレクトリから、debian9-rootfs-vanilla.tgz を解凍して Micro SDカードの第2パーティションにコピーした。
sudo tar xfz debian9-rootfs-vanilla.tgz -C /media/masaaki/ROOT_FS
linux-image 、 linux-headers 、 fclkcfg 、udmabuf を /media/masaaki/ROOT_FS/home/fpga/debian/ にコピーした。

/media/masaaki/ROOT_FS/home/fpga/debian/ の様子を示す。

Micro SDカードのマウントを解除して、Ultra96 に挿入して電源ON した。
するとDebian が立ち上がったのだが、どうやってもキー入力することができない。
これは困った。

そして、もっと不思議なことに、以前は入力できていた”
Ultra96用Yocto Linuxのビルドの続き5(Debian Root FS で起動)”で作った Micro SDカードもブートはするのだが、同様にどうやってもキー入力することができない。。。本当に謎だ?
この Micro SDカードでは、無線LANを設定してあるので、SSHで入れて、問題なく使用できる。
使用しているUSB-シリアル変換が壊れてしまったのかもしれないので、もう1つ買ってはんだ付けしてみよう。
(2018/10/15:追記)USB-シリアル変換のICのピンにハンダカスがついてショートしていたようです。ハンダカスを取り除いたところ、問題なくキー入力ができ、ログインできました。
- 2018年10月12日 05:33 |
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