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秋月電子カメラモジュールOV5642を使う7(OV5642の設定レジスタの設定値2)”の続き。
前回は、OV5642を使用するための設定レジスタの設定値を決定して、Python でC コードに変換した。今回は、Ultra96 用の cam_test_182 のVivado プロジェクトを少し改変して、OV5642用のVivado プロジェクトを作ろう。
まずは、HDL/Ultra96 ディレクトリの cam_test_182 ディレクトリ(Vivado 2018.2 のプロジェクト)をコピーして、ペーストし、名前を cam_test_ov5642_182 に変更した。

cam_test ブロック・デザインを起動して、Zynq UltraScale+ MPSoC をダブルクリックしてダイアログを表示させた。
Page Navigator からClock Configuration を選択し、Output Clocks のPL Fabric Clocks のPL1 を 24 MHz に設定した。

そして、もう一度、Generate BitStream をクリックして、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームを行った。

結果を示す。

問題なさそうだ。
次に、Export Hardware をビットストリーム付で行った。
~/HDL/cam_test_ov5642_182/cam_test_182.sdk/cam_test_wrapper_hw_platform_1 ディレクトリの cam_test_wrapper.bit を上のディレクトリにコピーした。
cam_test_wrapper.bif は”
Ultra96用PMOD拡張ボードでカメラ入力11(Debian上でカメラ画像を画像ファイルに1)”で作ってあるので、コマンドを入力して、cam_test_ov5642.bin を作成する。
bootgen -image cam_test_wrapper.bif -arch zynqmp -w -o cam_test_ov5642.bin
cam_test_ov5642.bin が作成された。
- 2018年12月12日 05:28 |
- CMOSイメージセンサ
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