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Ultra96 MIPI拡張ボードに接続したPcam5C の画像をDisplayPort に表示する11(アプリケーションで動作確認)”の続き。
前回は、アプリケーション・ソフトを作成して、回路を動作させてみようということで、DisplayPort に画像を出力することができなかった。今回は、動かないのが悔しいので、Vivado Analyzer を入れてどうなっているのか?を調査してみたい。
まずは、axis2video_out_0 の周りにDebug を設定した。


これで、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行って、fpga_dp.bin に変換した。そのfpga_dp.bin をUltra96 のDebian にSFTP で送って、/lib/firmware/ にコピーした。
sudo ./init_camera.sh
で、デバイスツリーをロードして、Vivado Analyzer を立ち上げ、ip_start の立ち上がりでトリガをかけて、
sudo ./pcam5c_disp_dp
を起動した。
これで、ip_start が 0 から 1 になったはず。
Vivado Analyzer を見た。

display_gpio_io_o が 1 になった時に、init_done が 1 となり、axis2video_out_0 の ip_start が 1 になる。これで、disp_dmar_axis_vga の AXI4 Master Read が始まるはずが始まらない?
video_de 、 vsync、hsync は問題なく出ているようだ。


disp_pixel の値はずっと 0 だった。

ip_start はずっと 1 だった。

かなり謎だが、もう一度、Vivado HLS を確認してみようか?
- 2019年08月03日 06:58 |
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