Ultra96-V2 のDisplayPort にテストパターンを表示してみようということで、”
Ultra96のDisplayPortを使用するためのプロジェクトを作成する1(DisplayPort_test_XGA1_sync)”を参照して Vivado 2018.3 の DisplayPort_test_XGA1_sync_V2 プロジェクトを作成した。
Vivado 2018.3 を立ち上げて DisplayPort_test_XGA1_sync_V2 プロジェクトを作成した。途中のダイアログの設定を示す。
まずは、プロジェクトのロケーションとプロジェクト名を示す。

Ultra96V2 のボード・ファイルを適用する。

サーマリ。

DisplayPort_test_XGA1_sync_V2 プロジェクトが作成された。

”
Ultra96のDisplayPortを使用するためのプロジェクトを作成する1(DisplayPort_test_XGA1_sync)”のプロジェクトから axi2video_out_IP と pattern_gen_axis_IP をコピーした。

Zynq UltraScale+ MPSoC をAdd IP した。

Run Block Automation をクリックした。
表示されたダイアログをデフォルトのまま、OK ボタンをクリックした。PS に設定が入力される。

Ultra96V2 の設定が反映された。

Zynq UltraScale+ MPSoC をダブルクリックして設定を行う。
PS-PL Configuration で Live Video を 1 にして、AXI_HPM1FPD のチェックを外した。

次にDDR Configuration だが、”
Ultra96のDisplayPortを使用するためのプロジェクトを作成する1(DisplayPort_test_XGA1_sync)”のDDR Configuration を示す。つまり、Ultra96V1 のDDR の設定だ。

次に、新しいUltra96V2 にDDR Configuration の設定を示す。ひでみさんの「
FPGAの内容が薄い本2」に書かれているが、Ultra96V1 とUltra96V2 の設定の違いを示す。
項目 Ultra96V1 Ultra96V2
DRAM Device Capacity(per 32-bit channel) 8192 MBits 16384 MBits
Row Address Count(Bits) 15 16
Dual Rank チェック チェック無し

Clock Configuration では、PL0 を 220 MHz に設定した。

Zynq UltraScale+ MPSoC はこうなった。

axi2video_out_IP と pattern_gen_axis_IP をAdd IP して配線した。

これでブロックデザイン完成。
Address Editor を示す。
- 2019年08月12日 10:18 |
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