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Ultra96-V2 用 Vitis アクセラレーション・プラットフォームのサンプルを公開

今まで作ってきた Ultra96-V2 用 Vitis アクセラレーション・プラットフォームのサンプルを公開しようと思う。
アクセラレーション・プラットフォームをダウンロードした人は動作したかどうか?をツィッターのメンションか、ブログのコメント欄で教えて欲しい。

Ultra96-V2 用 Vitis アクセラレーション・プラットフォームを私のGoogle Drive の共有フォルダに入れておきます。(ダウンロードサイズは 722 MB です)
なお、Ultra96-V2 用 Vitis アクセラレーション・プラットフォームは無保証です。自分の責任でお試しください。


使い方だが、Vitis_Accel_Exampleshello_world サンプルのやり方を示す。

ダウンロードした Ultra96-V2 用 Vitis アクセラレーション・プラットフォーム(ultra96v2_min.zip)を解凍する。
解凍したultra96v2_min ディレクトリをVitis インストール・ディレクトリの Vitis/2019.2/platforms に移動する。
Vitis_Accel_Examples_7_191115.png

Vitis と XRT と PetaLinux(これは要らないかも知れないが。。。)の環境を設定する。つまり各ツールのインストール・フォルダの settings**.sh (XRT は setup.sh だった。確か)を source コマンドで起動する。
そう、つまりこの 3 点セットをインストールする必要がある。私はAlveo U200 のXRT を使用している。ここからハードル高いですかね?

適当なディレクトリに Xilinx/Vitis_Accel_Examples の hello_world サンプルを git clone する。
git clone https://github.com/Xilinx/Vitis_Accel_Examples.git

Vitis_Accel_Examples/hello_world/ に入って、make する。
cd Vitis_Accel_Examples/hello_world/
make all TARGET=hw DEVICE=ultra96v2_min HOST_ARCH=aarch64 SYSROOT=Vitis/platfoms の絶対パス/ultra96v2_min/sw/ultra96v2_min/linux_domain/sysroot/aarch64-xilinx-linux/


cp のエラーで止まってしまうので、hello_world ディレクトリの Makefile の cp の行をコメントアウトする。
Vitis_Accel_Examples_23_191118.png

もう一度 make する。
make all TARGET=hw DEVICE=ultra96v2_min HOST_ARCH=aarch64 SYSROOT=Vitis/platfoms の絶対パス/ultra96v2_min/sw/ultra96v2_min/linux_domain/sysroot/aarch64-xilinx-linux/

hello_world/build_dir.hw.ultra96v2_min/sd_card ディレクトリの image.ub を hello_world/sd_card ディレクトリにコピーする。

8GB 以上の容量のClass 10 以上のMicroSD カードを用意して、第1パーティションをFAT32 フォーマットで 100MB、第2パーティションを残りの容量を ext3 または ext4 でフォーマットしておく。(”Ultra96用Yocto LinuxのMicroSDカードのフォーマット”を参照)

hello_world/sd_card ディレクトリの内容をMicroSD カードの第1パーティションに書き込む。
Vitis_Accel_Examples_26_191119.png

aarch64-xilinx-linux Root File System を Micro SD カードの第2パーティションに書き込む。(注:Vitis アクセレーション・プラットフォーム内の aarch64-xilinx-linux ディレクトリの内容を書き込むとLinux がブートしないようです。必ずPetaLinux で ./sdk.sh でビルドした pfm/sysroots/aarch64-xilinx-linux の内容を書き込む必要があるようです)
Google Drive からダウンロードした aarch64-xilinx-linux.zip を解凍して、aarch64-xilinx-linux ディレクトリの内容を、Micro SD カードの第2パーティションに書き込む。
aarch64-xilinx-linux.zip も無保証です。自分の責任でお試しください。

Micro SDカードをUltra96-V2 に挿入して、電源ON するとLinux が起動するはず。
下の画面はgtkterm の画面で、Ultra96-V2とシリアル接続しています。私は、Ultra96 USB-to-JTAG/UART Pod を使用しています。
Vitis_Accel_Examples_29_191120.png

root ノーパスで入れる。

zocl ドライバを insmod でロードした。
insmod /lib/modules/4.19.0-xilinx-v2019.2/extra/zocl.ko
Vitis_Accel_Examples_34_191121.png

次に第1パーティションに行って、hello_world サンプルを実行した。
cd /run/media/mmcblk0p1/
export XILINX_XRT=/usr
./init.sh

Vitis_Accel_Examples_35_191121.png

Vitis_Accel_Examples_36_191121.png

Device[0]: program successful!
TEST PASSED

と表示されていれば成功だ。

参考文献
(1). Vitis Unified Software Development Platform Documentation, Embedded Processor Platform Development
(2). Xilinx/SDSoC-Tutorialsplatform-creation-tutorial/
(3). Building Custom SDSoC Platform with PetaLinux
  1. 2019年11月22日 04:58 |
  2. Vitis
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

ダウンロードはできました

ultra96v2_min.zip(722M) を数分でダウンローろできました。念のため、解凍後の容量はいかのとおりです。
$ du -sh ultra96v2_min
2.6G ultra96v2_min
  1. 2019/11/23(土) 00:16:06 |
  2. URL |
  3. wyamamo #-
  4. [ 編集 ]

レポートありがとうございました。
引き続き、hello_worldのビルドをお試しください。
  1. 2019/11/23(土) 04:31:54 |
  2. URL |
  3. marsee #QYgvT.Jw
  4. [ 編集 ]

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