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Vivado HLS 2019.2 で xfOpenCV を使用する3(sobel filter 1)”の続き。
前回は、xfOpenCV の xfopencv/examples/sobelfilter をやってみようと思う。ただし、この soblefilter は xf::Mat のインターフェースなので、 AXI4-Stream インターフェースに変更した。更に現状の解像度では、Ultra96 のリソースに入らないので、画像のサイズを縮小した。今回は、sobel_filter プロジェクトを使用して、 xfOpenCV を使用する時の GUI 上での Vivado HLSの設定方法を紹介する。
最初に Vivado HLS 2019.2 で sobel_filter プロジェクトを作成した。

xfOpenCV 用の設定を行う。
Vivado HLS の Project メニューから Project Settings... を選択する。

左のペインから Simulation を選択し、Simulation Settings の TestBench Files から xf_sobel_tb.cpp を選択する。
右の Edit CFLAGS... ボタンをクリックする。

Edit CFLAG Dialog が表示される。
そこに、
-D__SDSVHLS__ -I/home/masaaki/xfopencv/include --std=c++0x
を入力した。
-I の後ろは xfOpenCV の下の include ファイルへのパスを指定する。

Input Argumets に test2.jpg 入力して、OK ボタンをクリックする。(他の Synthesis とかをクリックすると OK ボタンがハイドされて押せなくなるようだ)

もう一度、Vivado HLS の Project メニューから Project Settings... を選択する。

左のペインから Synthesis を選択する。
xf_sobel.cpp を選択し、右の Edit CFLAGS... ボタンをクリックする。
Edit CFLAG Dialog が表示される。
そこに、
-D__SDSVHLS__ -I/home/masaaki/xfopencv/include --std=c++0x
を入力した。
次に xf_sobel_accel.cpp を選択し、右の Edit CFLAGS... ボタンをクリックする。
Edit CFLAG Dialog が表示される。
そこに、
-D__SDSVHLS__ -I/home/masaaki/xfopencv/include --std=c++0x
を入力した。
Top Function を指定する。
Browse... ボタンをクリックして、 xf_sobel を選択した。

これで設定は終了だ。
- 2020年02月23日 05:47 |
- reVISION, xfOpenCV
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