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Vivado HLS 2019.2 で xfOpenCV のAXI4-Stream 版 medianblur をやってみる1”の続き。
前回は、新たに作り直したAXI4-Steram 版の medianblur のソースコードを貼った。今回は、カラー画像出力と白黒画像出力の C シミュレーションを行った。
まずは、”
Vivado HLS 2019.2 で xfOpenCV のAXI4-Stream 版 medianblur をやってみる1”のソースコードそのままのカラー画像出力の場合を示す。こちらは、xf::Mat の画像のタイプが XF_8UC3 で AXI4-Stream のデータ幅が 32 ビットとなっている。(hls::stream<ap_axiu<32,1,1,1> >)
C シミュレーションを行った。結果を示す。

medianblur/solution1/csim/build ディレクトリを示す。

これが元画像の im0.jpg で、
xfopencv/examples/medianblur/data/im0.jpg を、Pinta ツールのサイズ変換で 800 x 450 ピクセルに縮小して、ノイズを加えた画像である。

これを、ハードウェアでメディアンフィルタをかけた画像を示す。(今回は、C シミュレーションだが)

ノイズが低減されている。
次に、OpenCV の cv::medianBlur() を使ってメディアンフィルタをかけた画像を示す。

こちらも同じようにノイズが低減されている。
次に、白黒画像出力に設定変更して C シミュレーションを行った。define の RGB を 0 にして、GRAY を 1 にした。

こちらは、xf::Mat の画像のタイプが XF_8UC1 で AXI4-Stream のデータ幅が 8 ビットとなっている。(hls::stream<ap_axiu<8,1,1,1> >)
C シミュレーションを行った。結果を示す。

medianblur/solution1/csim/build ディレクトリを示す。

ハードウェアでメディアンフィルタをかけた画像を示す。(今回は、C シミュレーションだが)

OpenCV の cv::medianBlur() を使ってメディアンフィルタをかけた画像を示す。

うまく行って良かった。
- 2020年03月12日 04:33 |
- reVISION, xfOpenCV
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