ACRi ルームの
Alveo U50 を使ってみた。
ACRi ルームの解説は、
”ACRiルーム紹介ウェビナー”のイベント資料を参照のこと。使用するには申請が必要だ。
申請すると 2 つ ID とパスワードが送られてくる。 1 つはWeb へのログイン用、もう 1 つは ACRi ルームのマシンへのログイン用だ。これが分からなくて、マシンのログインに Web のログイン用のパスワードを使用していた。ツィッターでアドバイスしてもらって、ようやく分かった。ありがとうございました。
さて、Web で予約した Alveo U50 が搭載されている as004 に Tera Term でログインしてみよう。
Tera Term を立ち上げて gw.acri.c.titech.ac.jp に接続する。

SSH認証を行う。

ACRi に接続できたが、fserv4 に接続できていて、 as004 じゃなかった。

リモートデスクトップ接続する。
Tera Term の設定メニューから SSH 転送を選択した。

SSH ポート転送で追加ボタンをクリックする。

ローカルのポートに 13389 、リモート側ホストに Alveo U50 の as004 、ポートに 3389 を設定した。この辺りは”
ACRi ルームの FPGA 利用環境の予約・使用方法”を参照した。


リモートデスクトップ接続を立ち上げて、コンピューターに localhost:13389 を入力した。

リモートデスクトップ接続が立ち上がった。password に ACRi ルームのマシンへのログイン用パスワードを入力した。これはコピペが効かなかったので、自分で入力した。

これで、as004 に入れた。

Activities をクリックして、ファイル・ブラウザとターミナルを起動した。

Terminal で XRT を起動して、xbmgmt scan で U50 が刺さっているか?を確認した。
source /opt/xilinx/xrt/setup.sh
xbmgmt scan
U50 は刺さっている。大丈夫そうだ。
Vitis 2019.2 の環境を設定して、Vitis を起動した。
source /tools/Xilinx/Vitis/2019.2/settings64.sh
vitis
U50 のアクセラレーション・プラットフォームを指定して、examples の Vector Addition (vadd)アクセラレーション・アプリケーションを作成した。

Hardware を Build し、成功した。

Run Configuration を作成した。

Run したらエラーだった。
[Console output redirected to file:/home/u_marsee101/Vitis_Work/U50/2019.2/vadd/Hardware/vadd-Default.launch.log]
/home/u_marsee101/Vitis_Work/U50/2019.2/vadd/Hardware/vadd: /tools/Xilinx/Vitis/2019.2/lib/lnx64.o/Default/libstdc++.so.6: version `CXXABI_1.3.11' not found (required by /opt/xilinx/xrt/lib/libxilinxopencl.so.2)
/home/u_marsee101/Vitis_Work/U50/2019.2/vadd/Hardware/vadd: /tools/Xilinx/Vitis/2019.2/lib/lnx64.o/Default/libstdc++.so.6: version `CXXABI_1.3.11' not found (required by /opt/xilinx/xrt/lib/libxrt++.so.2)
/home/u_marsee101/Vitis_Work/U50/2019.2/vadd/Hardware/vadd: /tools/Xilinx/Vitis/2019.2/lib/lnx64.o/Default/libstdc++.so.6: version `CXXABI_1.3.11' not found (required by /opt/xilinx/xrt/lib/libxrt_coreutil.so.2)

ググると、”
AR# 72130 「/libstdc++.so.6: version `CXXABI_1.3.11' not found」というエラー メッセージが表示される”がヒットした。
[Run Configurations] ウィンドウで [Environment] タブに移動し、テーブルに設定されている LD_LIBRARY_PATH 変数を削除します。
だそうだ。早速やってみよう。

Remove ボタンをクリックする。
Apply ボタンをクリックし、 Run ボタンをクリックする。

TEST PASSED 出た。。。成功した。
- 2020年08月09日 09:23 |
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