FC2カウンター FPGAの部屋 Genasys ZU で Adam Taylor さんの”High Performance Imaging”をやってみる3(Vivado 2019.2 編その2)
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Genasys ZU で Adam Taylor さんの”High Performance Imaging”をやってみる3(Vivado 2019.2 編その2)

Genasys ZU で Adam Taylor さんの”High Performance Imaging”をやってみる2(Vivado 2019.2 編その1)”の続き。

”Genasys ZU で Adam Taylor さんの”High Performance Imaging”では、Vivado 2019.1 と SDK 2019.1 を使用したが、 Vivado 2019.2 と Vitis 2019.2 を使用して実装してみよう。ということで、前回は、Vivado 2019.2 を使用して、エラーがでる部分を修正しながら、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行って、XSA ファイルを生成した。今回は、XSA ファイルを使用して、Vitis 2019.2 でアプリケーション・ソフトウェアをビルドして、実機確認してみよう。

Vivado 2019.2 の Tools メニューから Launch Vitis を選択して Vitis 2019.2 を立ち上げる。
Eclipse Launcher ダイアログの Select a directory as workspace が立ち上げるので、 Browse... ボタンをクリックして、ワークスペースを選択する。
genesys_zu_91_200819.png

Genesys_ZU_MIPI_PCAM/display_port.xpr/display_port/ ディレクトリの下に vitis_work ディレクトリを新規作成して、そこをワークスペースに選択した。
genesys_zu_92_200819.png

Eclipse Launcher ダイアログの Select a directory as workspace で、 Workspace に Genesys_ZU_MIPI_PCAM/display_port.xpr/display_port/vitis_work を指定して、Launch ボタンをクリックした。
genesys_zu_93_200819.png

Vitis 2019.2 が立ち上げる。
Create Application Project をクリックして、アプリケーション・プロジェクトを作成する。
genesys_zu_94_200819.png

New Application Project ダイアログが表示された。
Project name: に dispport2 と入力した。
genesys_zu_95_200819.png

Platform 画面では、Create a new platform form hardware (XSA) タブをクリックして、+ アイコンをクリックして、前回作成した XSA ファイルを指定する。
genesys_zu_96_200819.png

design_1_wrapper.xsa を選択した。
genesys_zu_97_200819.png

design_1_wrapper [custom] が追加された。
design_1_wrapper [custom] を選択して、Next > ボタンをクリックした。
genesys_zu_98_200819.png

Domain はデフォルトのままとした。
genesys_zu_99_200819.png

Templates では、Empty Application を選択して、Finish ボタンをクリックした。
genesys_zu_100_200819.png

design_1_wrapper プラットフォームと dispport2 アプリケーション・プロジェクトが生成された。
genesys_zu_101_200819.png

SDK にあるソフトウェアのソースコードをインポートした。
genesys_zu_102_200819.png

dispport2 プロジェクトの src にソフトウェアのソースコードがインポートされた。
genesys_zu_103_200819.png

トンカチマークをクリックして、ビルドした。
ビルドが失敗した。
genesys_zu_104_200819.png

これは、”Genasys ZU で Adam Taylor さんの”High Performance Imaging”をやってみる”と同じ状況だ。

Vitis 2019.2 の Explorer ウインドウで、dispport2_system -> dispport2 を選択して、右クリックし、右クリックメニューから Properties を選択する。
Properties for dispport2 ダイアログが開く。
C/C++ Build の Settings を開いて、ARM v8 gcc linker -> Libraries を選択して、Libraries (-l) の Add... ボタンをクリックする。

Enter Value ダイアログが開く。
m を入力する。OKボタンをクリックする。

Libraries (-l) に m が入力された。
OKボタンをクリックする。
genesys_zu_105_200820.png

ビルドが成功して、elf ファイルができた。
genesys_zu_106_200820.png

Genesys ZU の電源をON した。
FPGA をコンフィグレーションし、アプリケーション・ソフトウェアを起動するために、dispport2 プロジェクトを選択して、 Run ボタンをクリックした。

FPGA がコンフィグレーションされて、アプリケーション・ソフトウェアが起動したが、残念がらカメラの画像はディスプレイに表示されなかった。
  1. 2020年08月21日 05:31 |
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