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Genasys ZU で Adam Taylor さんの”High Performance Imaging”をやってみる5(Vivado HLSでラプラシアン・フィルタを実装する2)”の続き。
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High Performance Imaging”の Vivado 2019.1 プロジェクトにラプラシアン・フィルタを入れたいということで、 Gamma LUT の m_axis_video の出力に入れることにした。そのAXI4-Stream の画像フォーマットを調査した。
前回は、 Gamma LUT の m_axis_video の出力に入れるためのラプラシアン・フィルタの Vivado HLS 2019.2 プロジェクトを作成し、C シミュレーションを行った。今回は、その続きで、ラプラシアン・フィルタの C コードの合成、C/RTL 協調シミュレーション、Export RTL を行ってラプラシアン・フィルタ IP を作成した。
さて、C コードの合成を行った。結果を示す。


Latency が 3078 クロックとなっている。総ピクセル数は 64 x 48 ピクセル = 3072 ピクセルなので、 6 クロック余計なだけである。性能的には問題ない。
Loop2_Loop3 の Iteration Latency は 5 クロックで Initiation Interval が 1 クロックとなった。
さて、Analysis ウインドウを見てみよう。Loop2_Loop3 の Iteration Latency が 5 クロックというのが視覚的に分かる。

C/RTL協調 シミュレーションを行った。
Latency は 3103 クロックだった。ここでも大きく増えてはいないので、問題ない。

C/RTL協調 シミュレーションの波形を観察した。

Export RTL を行った。結果を示す。

CP achieved post-implementation は 5.792 ns で目標値を満たしている。
lap_filter_rbg10 IP は lap_filter_RBG10/solution1/impl/ip にある。 xilinx_com_hls_lap_filter_rbg10_1_0.zip が圧縮されている IP となる。
- 2020年08月27日 04:50 |
- Genesys_ZU
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