”
”IMX219 MIPI sensor to Ultra96-V2 FPGA DisplayPort”をやってみる2”の続き。
Raspberry Pi のソニー製Ver. 2 カメラを Ultra96V2 に接続して、 DisplayPort で表示するプロジェクトをやってみることにしたということで、前回は、Vivado 2020.2 を起動して、プロジェクトを作成し、 make で生成されたブロックデザイン・ファイルをインポートしたところ、不完全だったので、 tcl ファイルを起動してブロックデザインを作り直した。制約ファイルを追加して、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行い、XSA ファイルを生成した。今回は、Vitis 2020.2 を起動してプラットフォームとアプリケーション・プロジェクトを作成して、ビルドを行う。
Vivado 2020.2 の Tools メニューから Launch Vitis IDE を選択して Vitis 2020.2 を立ち上げる。
Vitis IDE Launcher ダイアログが表示される。
Workspace を選択するのに Brows... ボタンをクリックする。

ultra96v2_picam2_dp ディレクトリで vitis_work 新規フォルダーを作成する。

ultra96v2_picam2_dp/vitis_work ディレクトリに入る。”開く”ボタンをクリックする。

Vitis IDE Launcher ダイアログに戻って、ultra96v2_picam2_dp/vitis_work ディレクトリが選択されているので、Launch ボタンをクリックする。

Vitis IDE が開いた。
PROJECT から Create Application Project をクリックする。

New Application Project ダイアログが開く。

Platform 画面で Create a new platform from hardware (XSA) タブをクリックする。

XSA File の Brows... ボタンをクリックする。

ultra96v2_picam2_dp/design_1_wrapper.xsa ファイルを選択し、”開く”ボタンをクリックする。

XSA File が指定され、Platfom name には design_1_wrapper が表示された。

Application Project Details 画面では、Application project name に ultra96v2_picam2_dp を指定した。

Domain 画面。デフォルトのまま。

Templetes 画面では、Empty Application を選択する。

プラットフォームとアプリケーション・プロジェクトが作成された。

ultra96v2_picam2_dp_system -> ultra96v2_picam2_dp -> src を選択して、右クリックし右クリックメニューから Import Sources... を選択する。
Import Sources ダイアログが開く。
lscript.ld 以外のすべてのファイルにチェックを入れて、Finish ボタンをクリックする。

ultra96v2_picam2_dp_system -> ultra96v2_picam2_dp -> src に選択したファイルがインポートされた。

design_1_wrapper プラットフォームを展開して、 platform.spr をクリックする。
design_1_wrapper -> psu_cortexa53_0 -> zynqmp_fsbl -> Board Support Package をクリックする。
Modify BSP Settings ボタンをクリックする。

drivers をクリックして、 psu_dp を見ると Driver は dppsu になっている。これでツィッターの情報によると良いようなのだが、Ubuntu 20.04 LTS では、 avbuf になっていたのだが、この Ubuntu 18.04 だとデフォルト値が違うのだろか?
修正する手間がなくてよいが、何か納得行かない。。。
3 個すべての Board Support Package の psu_dp の Driver は dppsu になっていた。

これで、 ultra96v2_picam2_dp_system を右クリックし右クリックメニューから Build Project を選んだらビルドが始まって、成功した。
- 2021年01月23日 14:01 |
- Ultra96
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0