”
画像フィルタを DFX する9(sobel_filter_axis IP 1)”の続き。
前回は、 DFX で切り替えるフィルタの第 2 段として AXI4-Stream インターフェースのソーベル・フィルタを作成するということで、ソースコードとテストベンチ・コードを貼って、 Vitis HLS 2021.1 の sobel_filter_axis3 プロジェクトを作成し、OpenCV を使用できるように設定を行った。今回は、 C シミュレーション、 C コードの合成、 C/RTL 協調シミュレーション、 Export RTL 、 Run Implementation を行う。
C シミュレーションを行った。結果を示す。

sobel_filter_axis3/solution1/csim/build ディレクトリに元画像の test2.jpg とソーベル・フィルタ結果の sobel.jpg が作成された。
元画像の test2.jpg を示す。

sobel.jpg を示す。

C コードの合成を行った。結果を示す。


Function Call Graph を示す。

C/RTL 協調シミュレーションを行った。
レイテンシは 480038 クロックなので、性能は問題無さそうだ。

Function Call Graph を示す。

C/RTL 協調シミュレーションの波形を示す。

TVALID と TREADY がほぼ 1 でスループットが取れていることが分かる。
Export RTL を行って IP を作成した。
Run Implementation で Vivado でインプリメンテーションした時の概算値を計測した。


CP achieved post-implementation が 9.211 ns なので、制約の 10 ns は満たしているが、ちょっと危ない気がする。
”
画像フィルタを DFX する2(DFX_filter_test プロジェクト1)”の AXI4 インターフェースの動作クロックを
100 MHz から 80 MHz に落としておこう。 100 MHz で問題なくインプリメンテーションできました。
- 2021年08月16日 03:49 |
- Dynamic Function eXchange
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0