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Vitis でソフトウェアを起動する Vivado ML 2021.1 の DFX ではデバッグできない?

Vivado ML 2021.1 でデバッグできない4”の続き。

前回は、DFX の設定されていない DFX_filter_test2 プロジェクトと DFX の入っている DFX_filter_test_211 プロジェクトの dbg_hub の接続の違いを比べて、Debug 設定ではなく、直接 System_ILA を Add IP して接続し、今までと違いがあるか?を調べたが、DFX の入っているプロジェクトでは、デバッグできなかった。今回は、IDA さんに DFX でのデバッグのやり方を教えていただいたので、そのやり方でデバッグをやってみよう。

IDA さんに DFX でのデバッグのやり方を教えていただいた。ありがとうございます。

さて自分のプロジェクトでやってみよう。

DFX_filter_test のDFX モジュールの filter を書き換えた。
ILA_40_210905.png

filter DFX 部分を展開する。
ILA_41_210905.png

lap_filter_axis RM を示す。
ILA_42_210905.png

sobel_filter_axis RM を示す。
ILA_43_210905.png

これで、一度、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行ったが、エラーになってしまった。それは、 filter PBlock の領域で RM のリソースを賄えないというエラーだったので、 filter PBlock の領域を広げた。
ILA_47_210905.png

こうすると、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行って成功した。
ILA_44_210905.png

ハードウェアをエクスポートし、 Vitis でプラットフォームをアップデートした。
DFX filter_test をデバッグモードで起動した。
ILA_45_210905.png

Vivado で PROGRAM AND DEBUG -> Open Hardware Manager -> Open Target をクリックし、Auto Connect を選択して、ZYBO Z7-20 に接続したところ、 ILA ダッシュボードが表示されなかった。
ILA_46_210905.png

やはりだめか。。。
何が悪いのだろうか? IDA さんのは Vitis を使ってない? Vivado だけでやっているから?

(追加)
Implemented Design を示す。
Device 画面で茶色が debug_hub、黄色が RM 内の debug bridge、薄紫色が System_ila_0 だ。
ILA_48_210905.png
  1. 2021年09月05日 04:39 |
  2. Dynamic Function eXchange
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