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Vivado ML 2021.1 のボード・ファイルの再インストール方法(決定版)

Vivado ML 2021.1 では突然 IDE のスタート画面に出てくるプロジェクトの履歴がなくなって、プロジェクト作成時の Default Part 画面でインストールしたボード・ファイルが見えなくなってしまうことが、私の場合、Windows、Linux を問わずに起こっていた。

その対処方法として、Linux では、”Vivado ML 2021.1でボード・ファイルをコピーして、ボード・ファイルをインストールする”でとりあえず対処することができた。

”Vivado 2021.1 board file location”では、従来と同様に、Xilinx\Vivado\2021.1\data\boards\board_files にボード・ファイルをコピーすれば良いとのことだった。これは、私が確かめてうまく行った。

それとは別に K 林さんから正規の手順をお聞きしたので、やってみよう。

まずは、Vivado 起動画面の Create Project からプロジェクトを作成したときに、Default Part で Zybo Z7-10 のボード・ファイルが出てこなくなっている。
board_files_1_210905.png

Vivado ML2021.1 の起動画面で、Vivado Store をクリックする。

Install Application Information ダイアログが表示される。 OK ボタンをクリックする。

Vivado Store ダイアログが表示された。
Board タブをクリックする
Degilent inc を開くと、Zybo, Zybo Z7-10, Zybo Z7-20 がインストールされていることになっている。
それぞれを右クリックし右クリックメニューから Uninstall... をクリックして、アンインストールする。
board_files_2_210905.png

アンインストールがおわったら、3 つを選択して、右クリックし、右クリックメニューから Install... を選択する。
board_files_3_210905.png

Zybo, Zybo Z7-10, Zybo Z7-20 がインストールされた。
board_files_4_210905.png

すると、Vivado 起動画面の Create Project からプロジェクトを作成したときに、Default Part で Zybo, Zybo Z7-10, Zybo Z7-20 のボード・ファイルが表示された。
board_files_5_210905.png

これで正常に戻った。
K 林さん、ありがとうございました。
  1. 2021年09月05日 17:00 |
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