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Vitis HLS 2021.2 で Vitis Vision Library L1 を使用するために TCL スクリプトでプロジェクトを作成する6(modefilter 編1)”の続き。
Vitis Vision Library L1 にすでにある run_hls.tcl を少し改造して Vitis HLS 2021.2 のプロジェクトを生成するということで、前回は、Vitis Vision Library のユーザーズ・マニュアルにある Getting Started with HLS を使った方法はうまく行かなかったので、run_hls.tcl を書き換えることにした。そして、ソースコード・ファイルやテストベンチ・ファイル、ヘッダ・ファイルも AXI4-Stream 入出力に変更した。Vitis HLS 2021.2 の xf_mode_filter_axis プロジェクトを作成することができた。今回は、C シミュレーション、C コードの合成を行った。
Vitis HLS 2021.2 の xf_mode_filter_axis プロジェクトを示す。このプロジェクトは ZYBO Z7-20 用だ。

すでに C シミュレーションはやってあるのだが、GUI 上でやってみた。

xf_mode_filter_axis/modefilter.prj/sol1/csim/build ディレクトリを見た。

元画像の in_img2.jpg とソースコードの出力の out_jmg.jpg を比べてみた。

試しに build/xf_config_params.h の WINDOW_SIZE を 5 から 3 に変更した。

C シミュレーションをやり直して、成功した。
もう一度、xf_mode_filter_axis/modefilter.prj/sol1/csim/build ディレクトリの元画像の in_img2.jpg とソースコードの出力の out_jmg.jpg を比べてみた。

こちらのほうが、元画像からの差異は少ない。こっちでやってみることにした。それに、C コードの合成時のリソース使用率も当然ながら低い。
C コードの合成を行った。
結果を示す。



- 2022年02月09日 04:47 |
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