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PYNQ の画像ファイル・フォーマットを調査するために choose_RGB IP を Vitis HLS 2021.2 で作成する4”の続き。
PL の FPGA で画像処理をアクセラレーションする時の、R, G, B のバイト・フィールドを確かめるために、前回は、KV260 の Jupyter Notebook に生成されたビットファイルと hwh ファイル、画像ファイルをアップロードして、動作させたところ動作しなかった。今回は、動作しない原因を確かめるために、AXI4 インターフェースと AXI4-Stream インターフェースに System ILA を挿入し、ILA ダッシュボードで見てみよう。
Vivado 2021.2 の check_RGB プロジェクトで AXI4 インターフェースと AXI4-Stream インターフェースに System ILA を挿入した。

論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行った。
Project Summary を示す。

KV260 の Jupyter Notebook の check_RGB ディレクトリに、check_RGB/check_RGB.runs/impl_1/check_RGB_wrapper.bit を再度アップロードして、名前を check_RGB.bit に変更した。
同様に、check_RGB.gen/sources_1/bd/check_RGB/hw_handoff/check_RGB.hwh を再度アップロードした。
check_RGB.ipynb ファイルの
check_RGBd = Overlay("./check_RGB.bit")
まで実行した。

Vivado 2021.2 で ILA ダッシュボードを起動した。
axi_dma_0_M_AXI_S2MM : AWVALID の立ち上がりでトリガーを掛けた。

check_RGB.ipynb ファイルの
run_kernel()
まで実行したところトリガーがかかった。


axi_dma_0_M_AXI_S2MM の波形がある部分を拡大した。

更に拡大した。

データがおかしい。まばらに 0x000000ff があるのは、おかしい。連続しているはず。
AXI4-Stream の axi_dma_0_M_AXIS_MM2S を見ると、これは、cv::xf::Mat 形式のデータのようだ。。。
cv::xf::Mat 形式は”
Vitis Vision Library の AXI4 Master インターフェース版 medianblur をZYBO Z7-20 で使ってみる1(準備編)”で解析してある。
もしかして、AXI4 Stream Data Width Converter で変換できるのだろうか?
- 2022年03月16日 05:25 |
- KRIA KV260 Vision AI Starter Kit
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