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ZUBoard 1CG の PYNQ v3.0.1 で自作の 4 個のフィルタを動作させる2”の続き。
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Vitis HLS 2023.1 で RGB の各色を n 倍する color_converter_RGB24 IP を作成する2”で作成した color_converter_RGB24 IP を”
ZUBoard 1CG の PYNQ v3.0.1 で自作のガウシアン・フィルタ、メディアン・フィルタとソーベル・フィルタを動作させる4”の回路に追加してみようということで、前回は、i4flilters ブロック・デザインのラッパーファイルを生成し、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行って成功した。PYNQ で使用する hwh ファイルと、bit ファイルが生成された。今回は、”
メディアン・フィルタとガウシアン・フィルタが RBG 出力でバグっていた”で、median_axis_RGB24 IP と gaussian_axis_RGB24 IP がバグっているのがわかった。Vitis HLS 2023.1 を起動して、median_axis_RGB24 IP と gaussian_axis_RGB24 IP をバグを修正してから、C シミュレーション、C コードの合成、Export RTL を行った。できた IP を Vivado 2023.1 の i4filters プロジェクトの median_axis_RGB24 IP と gaussian_axis_RGB24 IP と入れ替えて、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行って成功した。
Vitis HLS 2023.1 を起動して、median_axis_RGB24 IP と gaussian_axis_RGB24 IP をバグを修正してから、C シミュレーション、C コードの合成、Export RTL を行った。
なお、新規に solution を作成し、solution2 で行った。
出来上がった median_axis_RGB24 IP と gaussian_axis_RGB24 IP を Vivado 2023.1 の i4filters プロジェクトの median_axis_RGB24 IP と gaussian_axis_RGB24 IP と入れ替える。
Vivado 2023.1 の i4filters プロジェクトのディレクトリに median_axis_RGB24 ディレクトリと gaussian_axis_RGB24 ディレクトリがあるが、それの内容を削除し、Vitis HLS のプロジェクトの solution2/impl/export.zip を展開したファイルをコピーした。
Vivado 2023.1 の i4filters プロジェクトを見ると、IP が更新されているメッセージが出ているので、Report IP Status をクリックした。

IP Status 画面が表示された。
Upgrade Selected ボタンをクリックして、IP を更新する。

IP が更新され、ダイアログが表示された後に、Generate Output Products ダイアログが表示された。
Generate ボタンをクリックした。

生成が終了した Vivado プロジェクトを示す。
Rerun をクリックした。

IP Status 画面が更新された。

Flow Navigator -> PROGRAM AND DEBUG -> Generate Bitstream をクリックして、論理合成、インプリメンテーション、ビットストリームの生成を行って、成功した。
Project Summary を示す。

HDL/2023.1/zub1cg/i4filters/i4filters.gen/sources_1/bd/i4filters/hw_handoff/i4filters.hwh ファイルが生成された。

HDL/2023.1/zub1cg/i4filters/i4filters.runs/impl_1/i4filters_wrapper.bit ファイルが生成された。
- 2023年09月22日 04:18 |
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