MIXIからの流れで、FPGA Editorで配置と配線を割り当てる方法をやってみようと思う。
BUFプリミティブやINVプリミティブだけだと、Floorplannerで見てもインスタンスが見つからない。そこでFPGA Editorで配置、配線を固定する方法を試して見た。元はVirtexだったが、慣れていないのでVirtex2Pでやってみることにする。Virtexでも同様にできると思うし、実際にやってみた。
まずは、ソースはINVだけを並べていわば遅延素子。ネットにKEEP属性を加えてある。
module inv_test(in, out);
input in;
output out;
wire line0, line1, line2, line3, line4;
assign line0 = in;
assign out = line4;
INV U0(line1,line0); // synthesis attribute keep of line0 is true;
INV U1(line2,line1); // synthesis attribute keep of line1 is true;
INV U2(line3,line2); // synthesis attribute keep of line2 is true;
INV U3(line4,line3); // synthesis attribute keep of line3 is true;
endmodule
これをXC2VP30-6FF896でプロジェクトをつくり、上の inv_test.v をプロジェクトに加える。(使用ツールはISE9.2i SP3)

Processペインの Implement Desgin を展開して、MAP を展開する。その中の Manually Place & Route (FPGA Editor) をダブルクリック。

ピンクで囲った Routes をクリックして、配線を表示して、次に緑で囲った Zoom to Box で点線で囲った範囲をズームする。左上をズームしよう。

数回ズームして、左上隅のすぐ下の4つIOBが集まっているところをズームしよう。左上のIOBの位置は A28 だ。

ここで、いつもどおりにFPGA EditorをRead/Writeモードに設定しよう。
"File" - "Main Properties..."を選択する。

Main Propertiesダイアログが立ち上がる。

"General"タブが選択されていて、その中の"Edit Mode"が"No Logic Changes"が選択されていると思うが、ここのプルダウンメニューから"Read Write"を選ぶ。これでFPGA Editorで編集が出来るようになった。

長いので分割します。
FPGA Editorで配置と配線を割り当てる2へ続く。
- 2007年10月31日 21:52 |
- FPGA Editorの使い方
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