アクセスログを見ていると
”UCFの書き方”を見ていただいている方が多いようだ。
カテゴリの”UCFの書き方”はあくまでどのようにUCFファイルが書かれているかやConstraints Editorに着目しているのだが、他にもUCFを書き換えるツールはまだある。たとえばPACEやFloorplanner、FPGA EditorでもUCFを書くことができる。将来的にはFloorplan Editorに統一されていくようだ。
UCFを手で書くとすると結構大変だ。パッド位置の指定やIOBのDELAYの指定は手で書いても問題ない。しかし、
”UCFの書き方3”のPINの指定はTiming Analyzer のAnalyze against Users Paths by defining Endpoint ダイアログを開いて Pins のところを展開してインスタンスを見ないと正確なパスの指定がよくわからない。

それでもPINを指定して制約をかけても無視されることもあるのが、よくわからないところだ。
UCFで配線を固定できるが、それはFPGA Editorを使わないとほとんど不可能だろう。手で配線を固定できる人はXilinx社のツールを作っている人のほかには、たぶんいないんじゃないだろうか? その方法は
”FPGA Editorで配置と配線を割り当てる3”や
”FPGA内の配線を固定する”で解説した。
ISE9およびISE8では、PACEとFloorplanner両方でエリア制約やパッド位置の指定ができるが、統一が取れていないので、片方で制約をかけた後にもう片方でもう一度制約すると2重に制約がかかれることがある。このへんが統一が取れていないところだ。ISE10ではまだ良く調べていないが、Floorplannerがあるので多分そうなのだろう。早く統一してもらいたいものだ。
というわけでUCF書きたい方は
”UCFの書き方”だけではなく、
”PACEの使い方”や
”Floorplannerの使い方”、
”FPGA Editorの使い方”も見てください。
ちょっと古めのものもあるのだが。。。DDR2 SDRAMコントローラが終了したら、ISE10.1iで書き直してみようかな。。。
- 2008年04月26日 07:18 |
- UCFの書き方
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