ISE10.1iではProcesses ペインのGenerate Programming File と Configure Target Device が分かれた。
ここでSuzakuVのDQSでリードデータを受けるDDR2 SDRAMコントローラのプロジェクトのインプリメントとFPGAコンフィギュレーションの使い方を説明しながら、ISE10.1iのやり方について説明しようと思う。
まずは
”SuzakuVのDQSでリードデータを受けるDDR2 SDRAMコントローラ”からプロジェクトをダウンロードする。
1.ダウンロードしたZIPファイルをどこかのフォルダに置く。

2.ZIPファイルの中の SuzakuV_DDR2_testフォルダをどこかにコピー

3.SuzakuV_DDR2_test\Synth\SuzakuV_DDR2_test フォルダのSuzakuV_DDR2_test.ise をダブルクリックしてISE10.1.02 を起動する

4.Processes ペインのGenerate Programming File をダブルクリックする。

5.論理合成、MAP, Place & Route されてbit ファイルが生成される。Processes ペインのConfigure Target Device をダブルクリックして、FPGAのコンフィギュレーションをはじめる。iMPACTのプロジェクトファイルがないというダイアログが出るのでOKボタンをクリックする。

6.iMPACTのダイアログが開く。Configure devices using Boundary-Scan (JTAG) のラジオボタンがデフォルトで有効になっているので、そのままFinish ボタンをクリック。

7.suzakuv_ddr2_test.bit があるので、それをクリックし、Openボタンをクリック。

8.ダイアログが開くので、そのままOKボタンをクリック。

9.Virtex4デバイスがメインのウインドウに見え、Device Programming Properties ダイアログが開くので、OKボタンをクリック。

10.左真ん中のProcesses ペインにある→ Program をダブルクリックすると、FPGAのコンフィギュレーションが実行され、成功すれば Program Succeeded が表示される。

これでFPGAのコンフィギュレーションが終了したので、動作を確かめることができる。
下の写真で、ロータリーエンコーダー SW4 が値を設定するスイッチだ。7セグメントLEDにドットが点灯しているセグメントにロータリーエンコーダー SW4の値がSW1を押すとロードされ、ドットの位置が1つ左のLEDへシフトする。
SW3はWRIITEスイッチで、このスイッチを押すと現在の7セグメントLEDの値がDDR2 SDRAMに書き込まれる。SW2はREADスイッチで、このスイッチを押すと、DDR2 SDRAMからデータを読み込んで7セグメントLEDに表示する。

なお、DDR2 SDRAMのアドレスは0固定である。下の写真は7セグメントLEDを043にセットしたところ。
- 2008年08月24日 15:38 |
- FPGAリテラシー及びチュートリアル
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